南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

センコ、車に乗る

 こないだから獣医さんがメールで、そっちに寄ります寄りますって言っててぜんぜん来ない。まあねえ、金にならないヒナ一羽だし、何かと忙しいだろうし、と思ってたら、今朝(土)また、「今日は行けます」って。でも今日はこっちから行こうと思ってたんだけど(一度は見てもらいたいし)、とメールと携帯メッセ。
 で、私が9時20分ごろ家を出て、用事が済んだのが10時50分くらい、それをダンナに迎えに来てもらってそのときついでにセンコも連れてきてもらって、そのまま獣医さんへ、という計画。餌も持ってきてと言ってたのに、すっぱり忘れてセンコだけ連れてくるダンナ。しかもクーラーガンガンかけてる車の助手席に。
 あーもう、風邪引くじゃないかと抱っこして温めながら獣医さんに向かう。当然、すでにお腹空いてるセンコはピーピーとこっちに向けて口を開けるけど、まあちょっと待て。


 で、獣医さんに見せたら……
「あーーー、こんなの正常、正常!」
 って言われた……(・ω・) いやあの、足の指とかポジションが変なんですけど?
「いやいや、それは飛ぶようになってからちゃんとなるから!」
 センコをがっしとつかんで、足の指が動いて力もある程度入ることを説明する獣医さん。いや、それはそうなんだけどさ。まあこんな軽度の麻痺、麻痺のうちに入らないってことか?
 と、もうなんと返していいのかわからなくて呆然としてたら、
「まあでも、この子は一生おたくで暮らすことになるね。野生では生きてけないから」
 あー、やっぱりそういうことか。生きていけないほどではないけど、生活には困るレベルの障害ってことですか。
 この獣医さんとの付き合いはもう14年を超えるかな? 知り合ってからはもっとだけど。ここ数年でようやく、この人の独特なものの言い方がわかってきた気がする。ワンコが死んだときも、かなーーーりぎりぎりまで「大丈夫、大丈夫!」って言ってたしなー。まあそれがありがたいと思えばありがたいのかもしれないけど。でもこっちのことを考えてというより、獣医さん自身が現実を認めたくなくて言ってる感じもするけどね。


 とにかくまだ二週間くらいはシードとか早いから、マサで、と言われて、持ってこなかったけど昨日入手した練り餌があってー、という話をして、それで行きましょうということに。
 まあ足以外は元気だと太鼓判を押してもらって帰宅。


 その帰宅途中で、抱っこだけでは退屈だろうし、せっかくだから世間を見ておくか? 飛ぶ代わりに車のスピードもなかなかじゃろ? とクーラーの当たらないダッシュボードの上に出してやると……

 緊張のあまりこんな恰好に。信号待ちのあいだにダンナに撮ってもらった。
 でもいきなり羽ばたいたりはしない様子だったので、片手で支えて、もう片手で撮影したら見事なピンボケに。

 でも構図がよいので載せちゃう。
 そして正面顔も。


 もう少し大きくなったら、もっとドライブに連れてってストレス解消? ワンコとも仲良くドライブできるといいけどねー。