南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

イグアナのボディランゲージ

 ところで最近、イグアナたちとその他の動物たちの交流が盛んで、これまで見るチャンスのなかったイグアナの反応がいろいろと面白い。写真や動画があればいいんだけど、そうそううまくは撮れないので、過去記事からの参考画像をできるだけ入れつつメモだけ。

イグリンコの私とワンコに対する態度の差

 前にもちらっと書いたけど、ワンコがイグリンコを窓辺に見つけて興奮して吠えると、イグリンコは背中を持ち上げ、デュラップを広げ、クレストをおっ立てる。


 さらにはある日、イグリンコが、フシュー、フシュー、と激しい息を噴いてワンコを威嚇しているところも目撃した。イグアナってそんなことできるんだねえ、びっくり。
 一方で、そこまで興奮していても、イグリンコは私を見ると、背中ぺたんこ、クレストへっちょり、地面に溶け込んで石のように動きません、という防御態勢に。ま、最近はだいぶマシになってきて、目玉はかなり動くし、頭もこちらの動きに合わせて動かすことも多いけど。しかしワンコと私がいると、その違いは明らか。うーん、どっちの反応されるほうが嬉しいかは、微妙なところだけどね。

イグコのいじけポーズ

 すでにセンコの記事で何度もアップしてるように、背中をエビぞりにして両手を突っ張り、両足も突っ張り、目をつむってイヤなものはすべて見ない振り、というイグコのいじけポーズ。

 実際にはいじけているという解釈が正しいのかどうかはわかりません。目を閉じるのは「勘弁してくれよー」という意味だと、ドイツ語の飼育書には書いてあったので、そこから推察。

イグコのホントの威嚇

 で、今日、鏡を買ってきたので興味本位でイグコに見せたわけ。
 一回目は、正面から見せたら、やや体を引きながらもデュラップをゆっくり広げたり畳んだり、私とワンコを見たイグリンコみたいなことに、でももっと穏やかな感じだった。
 もう一度見せたら(これも正面から)、人間なら「うっとり」としか解釈できない薄目状態でじっと自分を見つめる。お、意外とナルシストか、イグコ!?
 と思いつつ、三度目に今度は真横に鏡を置いたら……劇的な変化が。


 いきなり縦にぎゅ〜〜んと伸びて、幅が3cmに、高さが5倍くらいになった! 尻尾の付け根から先まで、ぶるぶると痙攣のような震えが走る。


 うわあ、イグアナが威嚇すると縦になるとは聞いてたけど、初めて見た! イグリンコのワンコに対する威嚇も、これに比べたらなんてことないわー。
 慌ててカメラに収めてみたけど、すでに高さが半分くらいに落ちてたけどね。何となく雰囲気だけ。


 いやあ、びっくりした。というか、正面から見せてたときは見えてなかったのか? 真正面じゃなくて少し横だったから、いくらイグアナの目が横についてるからって、写った自分が見えてたと思うんだがなあ?
 いやはや、イグコとイグリンコが対面する日はどんな反応になるのだろうか。