南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

イグリンコの爪復活?

 このごろますます気楽に動き回るようになった気がするイグリンコ。まあそれでも私が中庭に出ていくと止まるんだけど、前みたいに石化しないで、目や頭は動かしてこっちを見てる。ご飯を出してやって、菜っ葉を鼻先に置いてやるのもやってるんだけど、まだ見てる前で食べてくれるところまでは行かず。ホントは、一時間でも二時間でもじっと付き合えばいいんだろうけど、まあね、そこまでする時間もないし。


 で、昨日の午後、植木鉢の上で日向ぼっこしてた。ご機嫌な顔してるので写真を。

 ぽかぽか、気持ちいい?

 で、そういえば前に爪がはがれて出血してたところ、どうなったっけ? 5月末だったから、もう4カ月半。左手の小指と親指だったよな。


 小指。まだ短いけど、爪生えてきてるよね。


 親指はちょっと隠れて見えにくいけど、こっちもまあ生えてるかな?


 まあよかったね。イグコが女の子っぽいから、もしかしたらいずれは対面させて仲良くなれるといいけどなあ。サブドミナントのオスが、ドミナントのオスのいないところに長期いたら、ドミナントになるんだろうか、ならないんだろうか。サブドミナントでもメスと交尾できるんだろうか。ってところが、まだ謎。

オスメス同居によるホルモン変化

 前に、ドイツ語イグアナ本を拾い読みしててちょっと気になった実験結果があったので、ここに訳出しておく。
 3.5.4章、96ページからなんだけど、Alberts et al.による1994年の実験。2歳になったオスイグアナのグループを、成熟したドミナントオスもしくは成熟したメスとの視覚的コンタクトまたは視覚と嗅覚的コンタクトのある環境で一年間過ごさせて、ホルモンや成長の違いを調べたもの。
 結果としては、簡単にまとめると、成熟したオスの近くで育ったもののほうが、成熟したメスの近くで育ったものより成長の度合いが悪く、ストレスホルモンが多く分泌され、ボビングの回数もずっと少なかった。また、視覚コンタクトのみのグループは視覚および嗅覚コンタクトがあったグループより影響が少なかった。
 まあ普通に考えて至極当然の結果か。


 そんで、サブドミナントオスと若いメスの場合はどうなるんだろう……? サブドミナントオスってメスとほとんど変わらないらしいけど、でもやっぱり成熟したメスとは違うんだろうしなあ。イグリンコとイグコ、今はまだまだ大きさも違うから対面させるつもりはないけど、イグコが大きくなったら、どうしようかなあ。