イグリンコに触る
このごろ植木鉢ハウスのなかとかモンステラの裏とかじゃなくて、オープンなところで寝ることが多くなったイグリンコ。気分次第で寝場所が変わることはこれまでもあったけど、もうここは安全な場所ってわかってきたのかなあ、などと勝手な解釈をしてみる。
で、今朝も窓辺で寝てて、ご飯にしようねとお皿を下げに行って、昨日から右目の下にぶら下がってる皮が気になるんだよなあ……と。薄い皮で、人差し指の腹くらいの大きさのが、取れそうで取れずにひらひらしてる。
で、食べ残しの菜っ葉からまだ比較的状態のいいのを、これ食べない? と鼻先に出してみて、まあ食べないよな。で、その菜っ葉で目の下の皮を触ってみた。取れない。けど、イグリンコが、くすぐったーい、と目を閉じたので、菜っ葉じゃなくて指で触ってみる……。イグリンコは目を閉じたまま。よーし、と人差し指と中指でつまんだら、取れた!
むはははは、イグリンコに触ったぞ! 触ったって言えるのかどうかわかんないけど、でも指がちょっとは触れたし!
と、それだけで幸せ〜になったんだけど。
そのあと新鮮なご飯を用意して出してやって、イグリンコに、ここに出しておくからね、今日はチャヤも入れたよ、とチャヤの切れ端を鼻先に置いて、イグリンコの顔を眺めているうちに……。
最初はカメラなしでやったんだけど、うまく行ったので、それからカメラを取ってきてもう一度やってみた。
こうして窓辺に横たわるイグリンコを見上げる角度でしゃがみ込み……
そうっと手を伸ばして顔のごくごく間近に置く。
最初は、2cmくらいのところで手を留めて、イグリンコに興味ない振りをしてそこらを見まわしたりして、そのうち、あッ間違えたって風情で指先にタッチ!
そんなことを繰り返してから、大丈夫そうだったので、ついに……
むふふふふ、ほっぺのふにふにに触ったのだよ! ぷよぷよだったよ! ちっちゃく揺らして幸せに浸ったよw
イグリンコ、さすがにタッチすると目が少し細くなった。ほっぺをぷらぷら揺らすと半眼になったので、あんまりストレスになってもいかんと思ってそこで引き上げ。
やれやれ、何だったんだあいつは……ってな顔してる?
思えばイグリンコがうちに来て1年9ヶ月。もっと積極的に行けば、もっと早くこの段階にたどり着けたのかもしれないけどね。イグアナに接するのが初めてで(その後イグコでだいぶいろいろ学習したとはいえ)、まあ失敗してイグリンコを脅かすよりはよかった、ということにしておこうw
実はまだ、私がいると食べてくれないんだよね。誰もいないと思ってむしゃむしゃ食べてて、私がひょいと台所の窓から覗くと、ぴた! と止まる。あっごめんごめん邪魔したね、と引っ込んでも、そのあとは食べずに引き上げてしまうことが多いみたい。まだまだ懐いてくれたとは言えない状態だけど、触らせてもらえるだけでも大きな進展?
来年もまたのんびりと関係を深めていきたいもんです。