南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

イグコとイグリンコの今後

 このところ某SNSのドイツ人のイグアナコミュでうちのイグアナの話を披露したりしている。ドイツ人は自然志向が高すぎて、イグアナを部屋で放し飼いとか虐待だ! みたいな風潮なのでびくびくしながら……。まあメキシコだからいろいろ勘弁してくださいって感じで。
 で、まだ大きさが違いすぎるから一緒にはしてないんだけど、と話すと、体長(全長ではなく)何センチ?と訊かれて、初めてイグコとイグリンコの体長(SVL)を測ってみた。

  • イグコ   31cm(全長110cm)
  • イグリンコ 40cm(全長143cm)

 こうして数字で見るとそんなに違わないように見えるんだけどねえ。体重はたぶんだけど、イグコが1kgくらい、イグリンコは4kgくらいじゃないかな(抱いたときの感じだけど)。
 でも、ドイツ人コミュの管理人さんは、そのくらいの差なら大丈夫だとおっしゃる。でもいきなり一緒にしないで、金網越しに対面とかさせて、少しずつ慣らすといいよ、とのこと。なるほどー。イグリンコの鼠蹊孔分泌物の匂いをかがせて、とか考えてたけど、いくらなんでもそれはまだるっこしいかw
 ただ、イグリンコがまだ発情期っぽいから(オレンジ色はそうでもないけど、分泌物は出てる)、それが終わるまで待ってからのほうがいいとのこと。そういうアドバイスは、本ではなかなか得られないからありがたいです。



 この窓の内側(食卓のすぐ横だけど)に、ちょっとしたテーブルを置いてその上に枝でも設置して、イグコが居心地よくいられるようにして、窓覆いのマットレスを少しずつ外していって対面させるとかかなあ。ワンコとの兼ね合いもあるし、イグコが最初からそこでまったりしてくれるとも思えないから、台所に行かないようドアは閉めるとか、いろいろ課題は山積みなので、イグリンコの発情期が終わるまでのあいだ、考えてみようと思う。でも、そんなに急がなくても、早くて再来年の発情期に交尾狙いくらいでもいい気がするけどね、大きさ的に。3,4年後でも私としてはいいくらい。

 というわけで、いつになるかは未定だけど、鏡の自分に喧嘩売りまくるイグコと、人間にはおとなしいけどワンコには威嚇しまくるイグリンコの対面はどうなるのでしょうか……!? 数年後(!?)をお楽しみに〜。

その前に私がイグリンコとイチャイチャ

 日曜だったか、イグリンコが窓際からこっちを覗くので顔を見たら、顎にべったりとマンゴーが。あんたはもう〜、赤ちゃんじゃないんだから、とか言いつついそいそと中庭に出てティッシュでイグリンコの顎を拭き取る私。よく見たら、イグリンコ、鼻の孔にまでマンゴーが入り込んでるしw ティッシュを小さくちぎって、はい、鼻の孔グリグリするよー、って、もうね、どんだけ過保護なイグアナなんだ君は(いや、飼い主が)。
 そんだけ至近距離でイチャイチャしたら、これはもうチューするしかないシチュエーションでしょ、ってことでやりました、イグリンコと鼻チュー。別に今までもやってできないことはなかったんだけど、何となくね、イグリンコは威厳があるからそんなことしちゃいけないような気がしてた。でも、鼻の孔まで掃除したら、もうね。


 でも、イグリンコがすっかり私に気を許してるかというと、そんなことはなくて、今日は植木鉢のなかで目は覚めてるけどまだ動かないイグリンコに、ハイ、ご飯だよーとお皿を出して、朝のあいさつに顎の下に手を差し込んでから、ふと上に何か動いた気がして顔をあげた。そしたらイグリンコにビクッとされた。あーごめん、これ大きなボビングの動きだと思っちゃったかもね。
 イグリンコの前では動きに気を付けてるつもりでも、こういう失敗もあります……。まあ、そういうのも含めて、だんだん慣れてくれるといいんだけどね。