南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

イグコにイグリンコの分泌物を嗅がせる

 ガラスあるいは金網越しの対面を提案してもらったイグコとイグリンコだけど、その前(イグリンコが発情期のうち)に、イグリンコの鼠蹊孔分泌物の匂いにイグコを馴らしておけばいいかもなー、とは思ってた。
 なんだかんだでゆっくり時間が取れずにいたけど、今日はやってみるか。と、イグリンコの後ろ足を持ち上げて、はいごめんよー、とプチプチ出ている蝋のような分泌物をふたつほど折り取る。

 こんな感じ。米粒よりちょっと大きめ程度。
 これを、窓際でご飯食べてるイグコに差し出してみた。

 イグコ、本にもあったように、ペロペロと舌先を出して匂いを嗅ぐ。けど、別にパニックになるわけでもなし、興奮するでもなし、ちょっとは緊張してるのかなあ? 前足突っ張ってるから、ほれほれ、もっとよーく匂いを嗅いでごらん? と押しつけても、やっぱりチョロチョロ匂いを嗅ぐだけ。あげくに私の手に顎をくっつけて、何してるの? と思ったら、ああすいません、食べるのに手が邪魔でしたかw


 まあとにかく平気そうなので、この分泌物をイグコの枝にこすりつけておくことに。

 窓際の、水平に二本並べているのでスポンジ不要なこの枝に、ごしごし。本当に質感や硬さは蝋みたいな感じで、チョークのように白く書ける。
 まあしばらくこんな感じで、イグコにはイグリンコの匂いを覚えてもらうといいかもね。この分泌物って、雨に流されたりしない室内の場合、何日くらい匂いが残るんだろうか? 私の鼻にはまったく匂わないんだけど。まあ週に一回か二回かやっとけばいいかな。

食事中のイグリンコ

 そして今日は、ダンナが週末当番で仕事に、そして明日あさってと祝日で4連休なので、買い物とかは明日することにして、今日は菜っ葉が足りないけど……1株あるからそれに適当にパパイヤとかトマトとか足してごまかすか、と思っていたら、その1株の菜っ葉が腐ってた……。しょうがないから、昼ご飯(+サッカーの試合)のあと超特急で買い物に行った。でも菜っ葉はしおれたのしかなくて、うーん、とりあえず今日の分だけは何とかなるかも、と3株購入(+マンゴーとかノパールとかニンジンも)。
 帰ってきたら、カメンコもイグコもイグリンコもお腹ぺこぺこだったみたいで、イグコなんて枝から落ちてくる勢いで突進だよ。そしてイグリンコも相当お腹空いてたようで、買い物中にカメンコとイグコ(すでに一度定位置でトイレ済ませてたのに! ぜったいご飯ないからって嫌がらせだよな)がトイレしてたための床掃除で家の中をウロウロしてたら、イグリンコ、食べてるよ! 窓から丸見えだよ! しかも私がドタバタしてても必死で食べてるよ!
 でもさすがにカメラ構えたら気が付いたようで、マンゴーが口のなかにはさまって半開きのままフリーズ。

 しょうがないから動画は諦めて静止画だけ。掃除を済ませて、イグリンコにはあとで、ごめんごめんと抱っこして、マンゴーをやったらけっこうバクバク食べた。一度は私の爪に歯が引っかかる勢いだった。


 どういう仕組みなのか知らないけど、イグリンコ、一度抱っこしてやってからだと、手から食べる(まあこっちの忍耐次第で食べないこともあるけど)。でも、抱っこしないでご飯を差し出すと、ぜったい食べないんだよな。毎回記憶がリセットされて、抱っこされてるあいだに、この人は大丈夫そうだなとか認識してるんだろうか? それともイグリンコなりの哲学でもあるのか?
 次の目標はこれかな、抱っこしたあとでなくても手から食べてもらうこと。すごいちっちゃな一歩だけどw