南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

ワンコのロングリード散歩

 昨日は35度とか37度とかって気温で、ああ、やっと乾季らしくなってきたなあと思ったら、今朝は一気にノルテ(北からの季節風)が吹き荒れて、ときどきはバラバラッと雨も降って、気温24度……orz もう、ええ加減にせぇやッ! と言いたくなる。
 というわけで今日はみんな(=爬虫類たち)ご飯もろくに食べず、プチ冬眠モードだったので、ネタがない。


 ので、数日前に撮ったワンコの散歩の様子など。


 本当は、もっとちゃんと、犬との付き合い方についての自論などを書きたいなと思ってたんだけど、4連休で何かとバタバタしておりまして……。それにまあ、こんなマイナーブログの片隅で主張しても、だからどうなるってもんでもないしなー。


 簡単に言ってしまえば、わずかに二頭の秋田犬(アメリカン)、それもメスだけの経験から、巷にはびこってるアルファ症候群とかっていう見方は変じゃないのかなと思ってるわけです。犬だって、人と犬の区別くらいつくと思うんだよね(猫はついてないというニュースも最近出てるけど)。
 前の(自分でしつけた一匹目の)ワンコは、まず初めての大型犬で初めて自分でしつけなきゃいけないってんで、しかもうちに来る前からものすごいハイパーワンコだったので、当時やっと日本語読み書きができるようになったネットで調べまくったりして、そのなかでアルファシンドロームとか何とかも知って、最初はそれを信じて必死にやってたんだけど……。そのハイパーワンコとの付き合いでさえ、それってなんか違うんじゃないかなあって気がし始めて、少しずつやり方を変えていって12年。
 今のワンコは、逆にテンション低すぎてこっちが戸惑うくらいの性格なので、こちらはもう最初から、アルファだなんだって心配するどころではなく(でも仲介してくれたお兄さんは、兄弟犬のなかで一番ドミナントな子ですって言ってたんだけどなあ……)。


 人間の子供も性格千差万別のように、犬だっていろいろだろうし、その家族の雰囲気などで作り上げられる性格の部分もあるだろうし、なんでもかんでも、人が上に立たねば! 犬に優位性を示さねば! 前を歩かせちゃダメ、ご飯も先に食べたらダメ、とにかく押さえつけて押さえつけて、みたいな風潮には、ちょっとなあ……と思ってしまう(そういうしつけが人間との共同生活に必要なワンコもいることはいるのだろうけど)。
 犬にも(そして他の動物にも)自由意思はあるのだから、お互いを尊重しながら、ダメなことはダメと言い聞かせて我慢してもらって、我慢してくれることに感謝しながら一緒に暮らす、のが理想。
 もちろんここはメキシコだから、事故・誘拐・毒殺などには気を付けてワンコを守るのが飼い主の役目ってのは大前提で。


 この件について語りだすと、何メートルも書かないと語りつくせない気がするので、この辺で。