南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

ワンコとイグリンコのファーストコンタクト

 物理的に、ファーストって意味で。


 このごろワンコ、中庭に私がいると、わりと一緒に来たがるようになっていた。今朝6時半ごろワンコの散歩に行くために、昨日洗って置いてた洗濯紐リード(ロングリード)を取りに中庭に出たら、イグリンコが植木鉢から体だけ出した状態ですでに起床。尻尾は植木鉢のなかだったけど。
 あれえ、今日は早いね、と朝の挨拶をしてたら、ワンコが「早く〜、散歩〜、何してるの?」という感じで中庭へのドア(きちんと閉めてませんでした)を押し開けて出てきた。その辺の匂いをふんふんと嗅いで、イグリンコの足の指がちょうどワンコの鼻の高さにあるのを発見。ふんふんふん、と鼻をくっつけて嗅いだ。
 イグリンコはそのとき、私が顎の下に手を突っ込んでたんだけど、無反応。ワンコのほうが緊張してたのか、ダンナが台所で立てた物音にビクッとしてそっちに行ってしまった。あっけないファーストコンタクトでしたなー。
 と、イグリンコの顎の下から手を放すと……あららら、頭を少し持ち上げてデュラップ開いたわw イグリンコも実は緊張してたの?


 でも窓越しにふーふーと背中を膨らませて喧嘩売ってたころに比べると、えらい進歩したというか。イグリンコの縄張り観念ってどうなってるんだろうか? それとも、窓越しにいつもワンコを見ていたから、何となくこれはもう半分くらいは仲間、と思ってるんだろうか? 
 ワンコのほうは、まあイグコと似たような匂いだな、くらいの感じなのかなあ。まあでも、今のワンコは本当に落ち着いてて、散歩中に猫と出会っても、多少突進はするんだけど、そのあとは向こうにちゃんと挨拶をして、フーッて怒られたらもう知らん顔で通り過ぎることができる(一応私もリードの揺れとか張りで、こっちの意見を伝えてもいるけど)。うちでいろいろと変な動物と付き合わされてるから、慣れたもんなのかな。


 ともかく、この調子で少しずつお互いに慣れていって、そのうちイグリンコも家のなかでワンコやイグコと共生できるようになるといいけどなあ。