南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

きらめくお目目のトゲオ

 私の部屋にいたら、寝室の窓の金網をガシャガシャと削る音がする。む、何かいるな!? とカメラをつかんで寝室に行ってみると、やっぱり〜。窓辺にほっそりサイズのトゲオイグアナが。でも窓ガラスのすぐ向こうだから近付いたら逃げちゃうだろうなー。それに窓ガラスめっちゃ汚れてるし、と思って、カメラなしで近付いたら、あら? 逃げない?
 そこで改めてカメラをつかんでにじり寄り、少しずつ接近しながら写真を撮った。窓の汚れやら外の窓敷居のハゲ具合が、むしろトゲオちゃんの目の輝きといいコントラスト? とか無理やり自画自賛してみる。

CIMG6572

 流し目でこちらを見やるこのトゲオちゃんはきっとメスに違いない!?


CIMG6576

 窓ガラスにレンズをピタッとつけて撮ればこのとおり、汚れも見えなくなるんだけどねえ。これでも逃げない、これは行けるかも、とか思ったんだけど、尻尾のトゲトゲのあいだにいくつも鮮明な赤い点々が見えて、何だろ、と顔を近付けたのでびっくりして逃げられてしまった。
 ので、写真は撮れなかったんだけど、あの尻尾のブツブツ、たぶんダニだよね。やっぱ野生のイグアナにはいろいろと苦労があるんだねえ。イグリンコも捕まえたとき耳にでっかいダニがついてて、こりゃなんか対策しないとなーと思ってたけど、それが取れてそれきり見かけなくなって、それ以外はついてなかったみたいだし、繁殖してる様子もない。よかったけど。
 ドイツ人のイグアナコミュで、ダニ(ZeckenじゃなくてMilben、日本語はどっちもダニか?)がテラリウムに発生したけどどうすればいい、という質問が出ていて、フロントラインに賛否両論、活発な議論になってた。うちはそういえばイグアナもカメもほとんど外部寄生虫がいたことないなあ、獣医があてにならないから助かってるけど、などと思っていたところだっただけに、野生のトゲオイグアナにはこれだけダニがついてるものかとびっくり。
 ダニに負けずに大きくなるんだよ〜。