南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

オカモン一家に卵殻とか

 オカモノアラガイ(に似てるカタツムリ)4匹、まとめてオカモン一家と名付けますw 一匹ずつ名前を付けるかどうかは思案中。
 土を入れたほうがいいのかどうか悩んで、カタツムリをいっぱい飼ってらっしゃるブログ(写真も美しいのだ〜)で思い切って質問してみたところ、いろいろ調べてくださったりアドバイスなども。保湿は、カタツムリについて誰もが思い至るだろうけど、蒸れないことも大切なそうで、はい、オカモン一家、今朝しっかり蒸れておりました。蓋についた細かい水滴に、オカモンたちが這ったあとがうねうねと。これではやっぱりイカンと、画鋲で蓋に一杯穴開けたった! これで足りるかなあ、足りるといいけどなあ。それからもちろんカルシウム源、特に極小や小はまだまだ殻を大きくしていかないとね! というわけで卵の殻半分ほどをきれいに洗って薄皮も剥いて、入れてやった。


 こんな感じ。土を入れるほうがいいんだろうけど、まだその勇気がないw 野菜くずを捨てるときに、オカモンがついてないかチェックすれば、中にいることはいる、と言えるんだろうけど……。もうちょっと大きくなってからかなー。


 で、4匹それぞれの写真を撮ってみようと思ったんだけど……撮ってからパソコンに取り込んだら、どれが誰の写真だったのかとんとw たぶんってことで。

CIMG6852

 これが大。これは間違いない。大きい分、スピードもあって、ピントが合わんわ、すぐよそに行ってしまうわ……。で、昨日は大が5mmとか書いたけど、今日物差しで目測してみたら、7mmか8mmあるかもしれん。


 そしてこれが、
CIMG6851

 たぶん、中。


 で、これがたぶん、小。
CIMG6848


 で、極小、たぶん。
CIMG6866
 この極小も物差しで測ってみたら、あれれ? 1mmだろと思ってたのに、3mmくらいあるかも!? あんた、昨日より成長しとらん!?


 よくわからんが、とにかく極小はちっこい! ホントにウンコと間違えて捨てそうなレベル。

CIMG6846

 しかも、太短いw でもせっせとご飯食べてたので、どんどん大きくなってくれるといいなー。


 夕方ごろ、大と中がなんか平行に寄り添ってくっついてたんだけど……交尾してるんじゃないよねえ? と虫眼鏡で見てみたけど、小さすぎてわからん! 写真も撮ってみたけど、たぶんほとんど写ってない。しばらーーーーく2匹で、ひた! と寄り添ってたけど、そのあと別々になって歩いて、ご飯食べてた。うーん。このカタツムリ、最大でどれくらいになるのかなあ。これまでに見たのはもっと大きかった気がするんだけど。

同定はほとんど不可能?

 で、オカモノアラガイSuccineaの仲間には違いないと思って、いろいろ検索してみたら、こんな軟体動物データベース(WMSD)を発見。そこから、Succineidae(科)の一覧を出して、かたっぱしからうちに近いところに分布するとされているのを探した。かろうじて、4種発見。

● Succinea carmenensis Fischer & Crosse, 1878
 ドンピシャ、カンペチェなのがこれ。しかも名前がカルメネンシス。でも発見地としてはチチェンイッツァとかコスメルとかだったりするw しかも画像がないので、似てるかどうかすらわからんw


● Succinea colorata Fischer & Crosse, 1878
 お隣の、と言ってもけっこう近いタバスコ州。これも名前以外のデータがほとんどない。


● Succinea cordovana Fischer & Crosse, 1878
 これはちょっと離れたベラクルス州の。名前からしコルドバで発見されたのかなー。他にはフロリダとかルイジアナとか、けっこう範囲が広いみたいなので、この辺にいてもおかしくない。でも画像もデータもなし。


● Succinea virgata Von Martens, 1865
 こちらもベラクルス州の。亜種がオアハカとかプエブラにいるらしい。


 ということしかわからんかったw まあどっちにしても画像を見比べたくらいで同定できる生易しいもんでもなさそうだけど。
 探す過程で、カタツムリを捕食するウズムシってな話が出てるところもあって、ウズムシ!? ってプラナリアだよね? それがカタツムリ食べるの??? とびっくりしたよー。陸産ウズムシにはそういうのもいるんだって。いやあ、生き物っていくらでもびっくりすることが出てきて、尽きないですねえ。