南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

マンゴー実生に挑戦

 このごろ楽しい某コミュで、なぜだかw皆さんがアボカドとかマンゴーとか食べたあとの種を育てておられる。そうだよね、考えたらマンゴーだって毎日のようにイグコたちに食べさせてるけど、種はポイポイ捨てて、育てようなんて思ってなかった。なぜかと問えば、ここらではマンゴーの木って10mにはなる大木だから。しかも、ちゃんと調べたら10mどころじゃない、35〜40mの高さになるんだそうな(@@)


 ところが、日本では鉢植えでも、ちんまい木でも、ちゃーんと実がなってたりする!! すげーーーー!
 いや、実(み)はこっちではスーパーで買えば安いし簡単だし、いいんだけど、でもカメンコやイグコたちに葉っぱを食べさせられたら、これ、いいんじゃね? と思いついて。そういえばパパイヤも育ててる(というか放置してる)んだったねえ。松葉杖で水遣りもできずにほったらかしてたんで、でも生き延びたのもいるんだよね。これはまた明日にでも。


 で、マンゴーの種って、食べたら残るアレ、そのままじゃなくて、種はその中に収まってる!? え、切って取り出すの!? 考えたら、あの果肉に包まれたものがそのまま種だったら、イグアナやら鳥やらアリやらにかじられまくって、種がズタズタになるわな〜。よく考えてんなあ、マンゴー。
 で、種を包んでいる殻が、また固いんだわー。ナイフでゴキゴキと切って、やっと中身を取り出す。
 おっと、その前に、うちが使うのはアタウルホという種類で、こんな感じ。

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 これまた、いろいろ調べてみたら、マンゴーって中南米原産じゃなくて、東南アジア原産なんだと! へえーーー、だった(なんでも南国のものはメキシコ原産だと思ってる私w)。それがいつしかアメリカ大陸にももたらされて、その辺で生えるようになったと。
 ところが、アタウルホってのだけはメキシコ原産、それもチアパスのソコヌスコ原産なんだとか。ソコヌスコって、これまた懐かしい地名。榎本移民が植民したアカコヤグアとかあの辺の地域をソコヌスコっていう。道理で、このアタウルホ、この辺じゃ一番出回ってるわけだー。


 さて、うちではマンゴーの一番おいしいところは切ってイグコとイグリンコに、残った種を人間がチューチューと吸って残り物の福?をいただき、あとはポイしてたのを、昨日一個、今日また一個、種を取り出し、水に浸けた。
 昨日のは、茶色い薄皮が殻の内側にはりついてて、中身が真っ裸で出てきちゃったよ。しかもナイフで切ったときちょっと端っこ切っちゃったけど大丈夫かなあ? 今日のはもう少し上手に切ったのと、昨日のより熟してない感じ?

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 マンゴー自体は普通に熟してたけどなあ。昨日のより小さめで、茶色い薄皮がまだ成長しきってない? でもしょうがないので、両方一緒に水に。それを見てたダンナが、直接水に浸けるより綿を湿らせたほうがいい、というので、キッチンペーパーで代用。

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 さて、どうなるか? 植物はあんま育てるのうまくないんだけど……まあやるだけやってみるよ。うまく育ったら、カメンコたち、葉っぱを食べてくれるかなあ。ウルシ科だからって嫌がらないといいけど。イグアナはマンゴーの葉っぱ食べてるよねえ。