イグコに気付いたニャンコ

　ニャンコがうちに来て一週間。前にもちらっとイグコの存在を感じてはいたニャンコだが、結局そのときは気配だけで終わった。
　今日はイグコが本棚の上で向きを変えようとしたところでニャンコが気付き、がっちりロックオン。

　枝を外しててよかったよ。さすがにこの金網をよじ登る勇気はまだなかった様子。

　ニャンコのほうがだいぶ大きく見えるけど、たぶん遠近法のせいもあると思う。体重は変わらないか、イグコのほうが勝ってるはず。

　しかしそうは言っても、イグコは、

　絶賛警戒態勢。でも片目でばっちりニャンコを見下ろしてる。

イグコを下ろす

　で、さすがに丸一週間、ご飯は出前で食べさせてるけど、それでもいつもよりは少ないし、トイレはまったくしてない！（念のためたらいを本棚の上に置いてやってるんだけど……）　まあ以前寝室に入っちゃったときは５日間トイレしないで我慢して、とうとうクーラーの上でやってくれたしねえ。
　とはいえ、ストレスでもあるだろうから、センコを台所に一時避難させ、ニャンコを居間に移動させてワンコと一緒にし（しばらく様子を見たけど問題なし）、そのあいだにイグコに下りてきてもらうことに。最初は自発的に下りてくれるのを期待してたんだけど、あのちっこい黒いのいなくなったかなあ？　念のため一日様子を見よう、とかいう雰囲気だったので、ご飯で釣りつつ、やや強引に抱き上げて下ろした。
　餌皿の上に載せて、ほら、ご飯だよ、と腕から離れるよう促しても、後ろ足の太ももと尻尾で私の腕をがっちり挟み込んで動かない。すごい力でしたよ。そうかぁ、イグアナの足って左右から挟み込めるようにもなってるんだ、と考えれば当たり前のことだけど身をもって体験。

　結局そこで少し食べて、トイレも、ほらほらとたらいを見せたりして促したけど、やらないまままた本棚の上に登り、でもそこでまた牛乗りしに行ってるから、そっちのほうにたらいを設置。もうついでなので、寝床からできるだけ離れた端に板を打ちつけて、たらいが絶対に落ちないようにして、そこにもトイレ常備しておくことに。
　で、イグコは結局トイレしないまままた下りてきて、少しウロウロして、そして……本棚の反対側に上がってしまったorz　まあこのとき、以前設置した金網が役に立ってたので、まあよかったというか何というか。設置してすぐは、徹底的に無視されてたもんね。

　ともかく、センコの籠対策をして、ニャンコの行動範囲を広げることができたら、イグコにももっと余裕ができるから、何とかなると思うんだが。