南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

登るイグコ、セイバに、私に、引っかき傷

 今日もイグコは早くに寝床から下りてきて、トイレを済ませると私の手でちょっとだけ暖を取る。

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 もうちょっとしっかり乗れば? と思うけど、手足の伸ばし方見てると、これでもけっこう気持ちいいのか?

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 そうそう、こっち向きのほうがお腹全面が私の腕に当たってあったかいでしょ。

 しかしある程度温まると、さっさと部屋を出ていく。もう、慣れたもんだね。

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 なんかもう、ワンコもニャンコもニャンタも、イグコがその辺にいても普通? って感じであんまり反応しないしw ニャンタは少し寄っていって、やっぱりいいや〜、という感じで離れる。ニャンコはいちおう後ろに回って尻尾の反応チェック。ワンコもおもむろに起き上がって近付く。イグコは、ワンコだけは怖いらしくて、タイルのうえを滑りながらけっこう必死で逃げる。
 そして台所から中庭へ。昨日よりは落ち着いてたかなあ、日が当たりはじめるまで。でも、今日はセイバの木に登ることを覚えた。

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 え、イグコどこ? と思ったら。イグリンコより溶け込んでるねえ。そこへ、ニャンコが参戦。

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 でもまあニャンコは、てっぺんまで上がると下りられなくなることは学習したようで、声をかけるとしぶしぶ下りてくるw

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 余裕のイグコ。

 下りてきた。

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 イグアナと猫って、猫のほうが機動力あるよなと思ってたけど、ここだけはイグアナ余裕だねえ。ニャンコももう少し大きくなれば自由に昇り降りできるんだろうか?

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 このころには中庭から連れ出されていたニャンコが、イグコを見つけて窓の金網に登るw 網戸全部に金網つけてて、本当によかったw

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 イグコはイグリンコよりだいぶ体重が軽いので、細い枝の先にも行けるんだけど……あんまり折らないでほしいんだけどなあ。グニャグニャバリバリ、かなり無茶やってた。

 下りてきて、洗濯機のところでイグリンコと仲良く日向ぼっこ。

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 それから、イグコは中庭のあちこち(イグリンコの植木鉢ハウス内含む)にちょっとずつおしっこやらウンチやらしながら、ウロウロドタバタ……。イグリンコ、もううんざりした顔してるよw 通り道にいれば容赦なく踏んづけるしねえ。
 そして、イグコに、もう家に入るの? と入れてやると、のっしのっしと台所に入って、コンロに登ろうとタオルを引きずり落としたり、冷蔵庫の裏に入っちゃったり、けっこうヒヤヒヤする。目が離せない。それがまた、いつもご飯の用意する時間なんだよなあ……。
 居間にも出ていって、寝ているワンコのうしろを通り、部屋の中をチェックする。イグリンコは、ドアを通って家に入るイグコをじいっと見つめていたから、イグリンコが家に入ろうと思う日も遠くないかもしれない。
 そしてイグコはまた中庭に出るというので出してやる、すると、また入るという。そんなところまで、猫だなあ。

ひっかき傷発見

 ところで、そんなことしていて、イグコの脇腹にけっこう大きなひっかき傷を見つけた。イグリンコに踏んづけられたか、それともセイバの木の上で暴れてて、トゲに引っ掛けたかな?

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 ちょうど光と影の境目になっちゃってわかりにくいけど。

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 かなりでかいけど、浅い。出血もしてないし、人間で、薄皮引っかいたくらいの感じか。

拒絶反応

 ところで、イグアナ本で、前足を伸ばしたまま後ろに振り払う動作がイグアナの拒絶を示す、というのを読んでいて、どういう動作かなと不思議に思ってた。このひっかき傷に触ってみたら、イグコがまさにその動作を!

 傷に触るとやるので、やっぱりちょっとは痛いのかもしれないな。でも別に、赤チン塗ることもなく放置したけど。

私に登る

 このあと、私は台所でご飯の用意をしながら、出たり入ったりのイグコのためにドアは開け放していた。そんなこんなしていると、私の足元に寄ってきたイグコがこっちを見上げ、明らかに「のぼるよ?」って顔をした……。
 えーと、私、今日は寒いので長ズボン穿いてるけどさ。ニャンタもたまに爪かけて登ろうとするけどさ。イグコが登ったら、私の足から胴体まで傷だらけになるよね……。でもいいよ、覚悟決めるよ、と思ったら、イグコ、登ってきた。
 ちょっと爪がチクチクはしたけど、傷にはまったくならなかった。そしてイグコは、まるでニャンタのように私の肩のところに顔を置いて、胸にしがみついて、止まった。うはははははは。何これ。チョー長い尻尾のある猫を抱いてるような格好に。
 よし、じゃあこのまま私の部屋に行くか。本当はずっとこのままでいたかったなあ。でもご飯の用意できないしさ。部屋まで行くあいだに、ワンコがなになに?と寄ってきたので、イグコは私の頭まで登っちゃったけど。

中庭で眠る

 そうしてせっかく私の部屋に戻ったのに、ご飯のしたくをしているとまーた出てくるイグコ。そのときにはダンナもすでに帰宅してて、「おーい、イグコが出てきたぞ!」と半分パニック。いいよ、放っておいても大丈夫、と言いつつ、台所まで来るといろいろややこしいので、ちょっと誘導してまた中庭に。
 そして今日はまた友人がお子さん連れてニャンズと遊びに来るというので、イグコはややこしいからそのあいだはずっと中庭にいてね〜、ってことにして。でも、もうだいぶ慣れてきたのか、そんなにドタバタしなくなった。セイバの木にまた登ってたけど。
 さて、夕方、友人とお子さんたちが帰るころには外も薄暗くなってきていて、あれ? そういえばイグコどうしてる? と見に行くと。

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 うわあ、ぎっちり詰まってる! このときは二匹とも目を覚ましちゃったけど、もっと暗くなってから見に行くと、このままでどっちもぐっすり寝てたw 


 さて、これからどうなるのかな……。イグコが中庭を生活拠点にして、たまに気晴らしに家のなかを散歩する、ってな感じになってくれるといいかなあ。洗濯機周辺が占領されて、掃除のおばさんが洗濯できません〜ってことが増えるかもだけど(今日も、終わった洗濯物を取り出すとき、イグリンコが蓋の上に乗ってたので、私が取り出した)。
 それとも、イグリンコもイグコに釣られて家のなかを歩くようになって、そこらにイグアナ2匹ネコ2匹にイヌ1匹、さらにカメンコがウロウロする家になるんだろうか。私はそれでもいいけど、お客さんは来なくなりそうだよねw