ニャンタの木登り

　もうニャンタのやんちゃぶりは留まるところを知らず。スイッチのオンオフがはっきりしてるから、おとなしいときは普通の猫なんだけどねえ。てかまあ、活発な猫はこんなもんなんだろうけどｗ
　今日も、イグリンコの中庭に出ていって遊んでいるうちにテンションダダ上がりでセイバの木に飛びついて登って、勢いでてっぺんまで。そこまではよかったんだが、ニャンコならそこから枝の先には行けるかどうか慎重に検討しつつ足を踏み出すのに、後先考えないニャンタは……

　こうなるｗ　おいおいおい、大丈夫か？

　何とか這い上がろうとするニャンタ、舞い落ちるセイバの葉っぱ。結局、枝に戻れなくて、落ちてくるところを私がキャッチｗ　もう〜、気を付けてよね〜。

　この枝、高さは２．５ｍかそこらだと思うんだけど、猫ってどのくらいの高さから落ちても大丈夫なんだろうか？　検索すれば１０ｍ１５ｍ、なかには７０ｍの飛行機から落ちても無事だったってな話もあるけど、それは幸運かつ猫が有能だった場合だろうし……。ニャンタは何と言ってもまだ子供だしねえ。

　とにかくこれで懲りたかと思ったら、ぜんぜん懲りないのがニャンタ。

　ま〜ぁた登ってるんかいッ！　そして今度は向かって右の枝に進んでいって、またぶら下がる……。真下は金属製の（ドラム缶を切って縁を丸めただけのような）鉢の、ちょうど縁があるからねえ。落ちてそこにぶつかったらと思うと、放置できず、下から何とか手を伸ばして支えて押し戻そうとするけど届かない。そのうち、ウニャッ！とか言いながら落ちてきたのでまた受け止めたよ……。まったく……。

　そのあともさらに駆け回ってイグリンコの水入れに蹴っつまづいたか突っ込んだかｗ　変な音がしたなと見に行ったら半身ずぶ濡れｗ　でもぜんぜん気にしないんだよねーニャンタって。
　うちにはないけど、クリスマスツリーとか飾ったら、ニャンコは慎重に近付いてそうっと登ってその辺の枝から顔をのぞかせるタイプで、ニャンタは狙い定めて突進して駆け上ろうとしてツリーをひっくり返すタイプだな、きっと。
　イグコやカメンコのトイレの後始末をしてても、寄ってきて、床が濡れていようと汚れていようと平気で鼻を突っ込み手を突っ込み踏んづけて歩き回るから、もうあっち行って！　と放り出しても放り出しても戻ってくるし、猫トイレの砂を掃除してるときも逐一寄ってきて私の手とスコップにじゃれつき、動く砂に手を出し、砂を追加しようとバケツを開けると中に飛び込む……。一言で言えばウザい子なんだけど、まあ憎めないよねｗ　

　そんなニャンタを尻目に、黙々とご飯を食べるイグリンコと身づくろいするニャンコ。イグリンコ、最近は私が見てても平気で食べるようになったねー。