南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

イグコとイグリンコの抱っこ

 元旦そうそう、嬉しいこととショックなことが……。
 まずは嬉しいこと。新年のあいさつをしに中庭に出てイグリンコと触れあい、あー、一年前は……と感慨にふけりながら、あれ、なんか行けそうな気がする、と思ってイグリンコを抱き上げてみた。
 今までも抱き上げるだけならやってたんだけど、その場で持ち上げる程度で、イグリンコが緊張したらすぐにやめてたのを、今日は完全に抱っこして移動してみたわけ。イグリンコ、最初ちょっとビビったけど、おとなしくしてる〜! ダンナを呼んで写真を撮ってもらった。

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 むははははッ、どうよ、これ!?

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 好き放題、振り回して遊んでる私。

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 いや〜〜、目が回っちゃったよ……。って言ってるんではなくてw 抱っこからまた元の位置に戻してやって、あははごめんね〜となだめ、ご飯を作って出してやったらバリバリ食べる(えーと、発情期は……?)。そして食べたあとに、口を1cm……は開けてなかったけど、7mmか8mmくらい開いたままほわ〜んとした顔してた。うわあ、何その口の緩み具合! もしかしてリラックスしてんの? ねえねえ? とカメラを取りに行って戻ってきたら、このくらいに閉まっちゃってた。それでも何だか笑ってるように見えて嬉しい。


 んで、そんなこんなでイグリンコとイチャイチャでれでれしてたら、ニャンタがすぐ横の窓敷居で、

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 ねーねーこっちも見て〜、と気を惹く? それとも、やってらんねーや、って顔?w そしてなぜかイグリンコの尻尾のすぐそばで、

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 なんか気持ちよく寝ちゃってるしw


 という幸せな午前中だったのに……だったのに……。外カメたちの写真を撮ったりしていると、ダンナが呼ぶ。「おーい、写真撮って」って何ごとよ? と家に入ってみると……。

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 ソファに寝転がって仕事してるダンナに、イグコがッ!
 まあイグコ、もう連日落ち着きがなくて一日中、家のなかをウロウロしてるし、平日ダンナがいないときはこのソファに登ることもよくあるから、ダンナのいるいないに関係なく登ったんだろうけどさ。

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 ニャンタがちょっかい出しても、イグコの尻尾が邪魔でも、淡々と仕事を続けるダンナw

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 だけどね、イグコ、これは偶発的に登ったのだとしても、この姿勢だよ?

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 お、ここなんかあったかいし、居心地いいよね、って顔してる、あからさまに。むっか〜〜〜! それ、私の憧れシチュエーションだったんですけど(`ε´) そのため日々イグコのお世話をして、話しかけてなでなでして、腕がしびれるまで載せてやってお腹を温めてたんですけど!(`ε´) なーんにもしてないダンナがいちばんおいしいとこ持ってったー!(`ε´)


 まあね、ダンナ、私より体温高いし、それに何かとちょっかい出したがる私のウザいオーラと違って、ダンナの無関心がイグコにはむしろ心地よいんだろうなと思う。私は亀だけどけっこうイラチでもあって、ダンナは対照的にのんびりマイペース人間。だから私はときどき(しょっちゅう?)ダンナにイライラする。ええええーい、ちゃっちゃと動け!とか言っちゃうんだけど、それでも決して動じないダンナ、マイペースを保持するダンナ。
 そういうところが、動物にとっては近寄りやすいんだろうなあ。まあ、普段はダンナ、イグコやカメンコにほとんど関与しないとはいえ、やっぱり好きは好きみたいだしね。こんなしてイグコに乗られると喜んじゃってるし、じっと動かず我慢してやるタイプ。いや、私だってそういう我慢はいくらでもするんだが、たとえばイグコや猫たちが膝に乗ってるときにトイレに行きたくなったり用事ができたりしたら、下りてね〜と容赦なく下ろすよ。ダンナは、私を呼んで下ろさせるタイプw まあ私も悪者役に甘んじる人間ではないから、なんか言われても「あっそ、自分で下ろせば」とか言うけどねw でも結局はやっぱり私が下ろしてる(抱き上げてる)ような気もするな……。


 今日は、イグコは産卵衝動で忙しいので、しばらくダンナのお腹のふっくら具合を堪能したあとは、また動き出し、

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 寝室の金網に登ってニャンタに追われるw

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 ニャンコも加わって一緒に尻尾の先を舐めてみる。

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 ワンコもちょっと参戦してみる。
 そしてみんなが飽きたころに寝室を出ようとしたら……

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 ニャンコがお出迎え〜。てな試練を経ながら、

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 やっぱりダンナ(休憩お昼寝中)のお腹に乗ってご満悦のイグコ。こんちくしょうめーーー。


 いいもんね、明日からダンナがいない日は私があのソファに寝転がって、イグコが来るまで待ってやる! とか変な闘志を燃やしてみたりしてw


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 これは今朝いちばんの風景。産卵ケースから出てきたイグコに、なぜかニャンコが寄り添って一緒に窓の外を見てた。
 なんというか、こういう無心なところというかね、あれこれ考えすぎず下心がないところが、ダンナと動物(人間以外の)って似てるんだよね。と昔から思ってたけどね。そういえばドイツにいたころ(ダンナとは付き合ってる仲だったころ)、日本人のおばさんから「彼のどういうところが好きなの?」って訊かれて、「動物っぽいところ」って答えたらすごく変な顔されたことあったなあw あーなんか変な意味に取られたか、それとも「動物」に対する解釈が違うんだろうなと思いながらも、面倒だったので説明しなかったけど。いや、私は動物が好きですからね、矛盾してないと思うんだけどねw