南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

カメンコ、引きこもり脱出

 今朝もこもったままのカメンコに本格的に心配になってきて、獣医さんに電話。噛まれたんですけど、としか言わないうちに、すぐ行きますと言われたので待ってた。掃除のおばさんが来たので、寝室の隅に置いてたカメンコを居間のソファに移動、するとちょっと顔を出すではないか! で、前庭(屋根の細かい油系の埃がまだまだ残っているのであまり出したくなかったんだが)に出すと、せっせと歩き始めたー!


(音楽鳴ります)


 こうして歩いている感じでは、具合が悪そうとかではないな、とちょっと安心。首周りをチェックして、最初は頭のうえ以外は耳の後ろにちょっと切り傷があるくらいか、と思った。イソジンで消毒し、ゲンタマイシンその他の混合軟膏を塗る。そこへ獣医さん到着。様子を見て、あー大丈夫大丈夫、と帰っていった(カメラに残してた、噛みつく瞬間の動画も見てもらった)。
 ところがそれから半時間ほど前庭に出して、ご飯も食べるかなあと出してやって、でも食べないで歩き回っているうちに、前足のうろこがこすれてか、再び出血。洗面所で洗ってやると、うわあ、ちょっとけっこう大きな傷がぱっくり?(写真は大量に撮ったけど、自粛します)
 獣医さんにその写真を撮って送って、せめて止血剤かなんかありますか、と訊ねたら、緊急手術で手が空いてないとのことで、午後に連れていくことに。


 午後、ダンナに送ってもらって(車のなかで大量おしっこ、オムツからあふれて大慌てした)、三人がかりで、助手がカメンコの両手を押さえ、私が頭を固定し、獣医さんが傷口を縫う。二針縫って(その直後大量出血し焦ったけど、すぐ止血できた)、消毒剤のスプレーをかけ、軟膏(ビタミンAとか入ってる)をもらって、家まで送ってくれる助手の男の子が到着するのを待ってたら……縫った糸の結び目がほどけてる〜! しかも両方。
 やり直そうとしたけど、カメンコがもう学習しちゃってて頭を出さないので、諦めた。ウンチも大量にぼとぼと、おしっこもさらにやってた。
 帰宅してもう一度傷口を洗って、もらった軟膏を塗りこむ。けど、なんかさらに傷口が開いているような……。


 いじるほどにひどくなるってのもあるかもなあ、と反省し、車のなかでも頭を覆ってやるとずっとおとなしくしていたので、いっそ一週間くらい絶対安静にして、軟膏だけ塗ってやるほうが治りが早いかもね。何しろ2cmくらい、ぱっくり開いているので、動くとなかなかくっつかない気がする。
 感染症だけは怖いから、薬を塗ってやるとして。


 今回の件で、カメの医学書の普段読まないようなところをいろいろ読んで、新たな発見なんかもあったから、メモしておきたいけど、暑くてパソコンに向かってるのも大変なので、またそのうちに……。冬眠中にネズミにかじられる事故の対処法ってのがいちばん参考になりました。