甘えん坊イグリンコ
イグコはわりとひとりで勝手に歩き回って適当にやってるんだけど、イグリンコはそれについて回るのはちょっとで、私の部屋に戻ってくる。キーボードを占拠するので、そんなもん抱くくらいなら、こっちに来なさいよ〜、と引っぱり上げてみた。
別に何の問題もなさそうだねー。
チューして。
しかしこうやって甘やかすから、さらに甘えるようになって、悪循環かもねえ。今日も実はやりましたとも、寝室クローゼットのてっぺんでおしっこジャー。今日は私、ニャンタとも誰ともイチャイチャしてなかったよ? 前にやったときの匂いが完全には抜けてなかったのかもしれないけど。当分、寝室は出入り禁止にするか、それともそこにオムツを敷いて対策するか……。クローゼットをドア付きにすることも考えてるんだけど、予算がねえ……。
しかしそんなことをやらかした罪悪感などみじんもないイグリンコ、この体勢で私の鼻をペロペロ舐めてご飯の催促。イグたちのお皿はもうすっからかんになってたので、カメンコの食べ残しを持ってきたら、食べる食べる。ノパールも食べたよ!
ブレブレ写真になっちゃったけど、証拠。
そういえばイグコも、こないだトイレたらいの中身を洗い流すとき、ウンチのなかに葉っぱの形をしたものがあって、いったい何だろう、こんなもんやったっけ? とだいぶ考えてから気が付いた、セイバの葉っぱだ! やっぱり食ってたのかー。こないだ登ってたときだろうな。
今日もイグコは中庭のコンクリで体をあっため、
いつ見ても笑える、この大文字。
セイバの木に登ってたから、今日も食べてたかもね。でも葉っぱの形がほぼそのまま残ってたから、あんまり消化はできないみたい。
さて、イグリンコはご飯を食べたあと、またキーボードのうえで寛いじゃって、掌のぷにぷにを撮ってみた。
イグアナのチャームポイントのひとつだよね〜。全身よろいみたいなうろこで覆われてるのに、このぷにぷに。それを上向きにして寛ぐっていう無防備さ。
キーボード占領されても、イグリンコなら仕方ないねー、で許されちゃう。
おら〜、顔ぐにぐにするぞ! とか好きにいじっても、なーんにも文句言わないしw ま、おとなしい今のうちにいろいろ仕込んでおかないとねー。次の発情期が来たらどうなるかわかんないわけだから。でもこんなイグリンコに慣れちゃってると、また、まさかね〜、とか油断して、がっつんとやられる危険もあるよなあ、とは思ってしまう。
部屋を出ようとして、なんか囲まれてる図。