南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

タラちゃん、ゴミの日は土曜日

 今日の昼、ふとタラちゃんケースを見たら、おおお! 出てきてる! しかも二匹w 急いでカメラ起動したんだけど、ビデオモードになってて、それを切り替えてるうちにタラちゃんは巣穴に戻ってしまった。

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 残ったのは、捨てられた脱皮の殻w 几帳面だなあタラちゃん。自分の巣穴は自分できれいにしますってか? あとで、タラちゃんが自分でゴミ出しした話をダンナにしたら、笑ってた。動物ってすごいなあ、って感動してた。そうでしょう、そうでしょう。ダンナも見習ってちょーだいw


 で、もちろんいそいそと取り出しましたよ、タラちゃんの皮。取り出したときは、こんな。

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 やや訳わかめ。何がどーなってんだ。狭い巣穴で押し込められたからなあ。ひとまず足を広げて平らにしてみた。

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 腹部の皮はうんと薄くて、縮こまってて、頭胸部の上部がパカッと外れてお尻につながってる。なるほどね〜、こんなふうに分離して脱ぐわけね〜。

 頭胸部の上部分のアップ。

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 目がくっきりと白くなってて、8つあるのがよく見える。
 そして上部が取れた頭胸部の殻を上から覗き込むと、エイリアン。

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 細部写真を撮るにはもっと窓辺に行かないと……と思ったけど、私の部屋の窓辺にはニャンタがどたーっと寝てたので、そこはやめにして、中庭に出てみた。

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 あんなに黒々つやつやしていた牙も、抜け殻になると、へたってるねえ。

 全体像を上から。

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 そこへ、嗅ぎつけたニャンコがやってくる。なになに〜?と覗き込むのを制止w

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 腹部の皮をできるだけ広げて、内側から。

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 左右に二ヵ所ずつ白い部分があるけど、皮を取りだしたとき、カビか病気か、とドッキリした。でもきっとこれはこういうもんなんだろうな。書肺と呼ばれる呼吸器官があるところ。そしてそのあいだに、外雌器がある。メスで間違いないと思うけど、念のためアップで。

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 もういっちょ。

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 ここがポケットになってて、交尾したあと精子を貯めておくんだそうな。だから、脱皮しちゃうとそこに精子が入ってても一緒に脱いでポイされちゃうので、産卵しなくなる。まあカメやイグアナみたいに、無精卵でもがんがん産んじゃうってことがないだけまだしもか。


 最後に、これやってみたかったのよ〜w

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 デジカメに入ったこの写真を、帰宅したダンナ(今日は大学の仕事と週末当番が重なった)に何も話さず見せたら、「え、逃げないのか」って、ふっふっふ、引っかかりましたね〜(`∀´) でも慣れた人ならこのくらい普通にハンドリングするんだろうから、抜け殻じゃなくて生体でもできることはできるんだろうけどねー。私もいつか、そんなことできる日が来るかなあ。それにはまず、猫たちが来ない部屋に閉じこもるのが絶対条件だけどなッ!