イグコ、家じゅう徘徊
今日のイグコ、午前中は家じゅうをウロウロし、午後から夜にかけては産卵ケースにおこもり。今回は意外と早く産卵しちゃうのか?
朝、うっかりいつもの癖で、まだいいかと部屋のドアを開け放してたらイグコが出てきた。キャットフードも置きっぱなしだったけど、今のイグコは興味なし(よかったー)。寝室の隅をあちこち掘って、少しベッドで休憩。
それから玄関の網戸をかなりガリガリ。やっぱり外に出たいのかなあ。
ワンコが、久し振りのイグコに喜んで遊びに誘うも、無視。てか、ワンコ、昨日の午後から下痢ピーで、今日は獣医さんに来てもらった。でも食欲はあるし、遊びたがる元気もある、熱はない。ただすごい下痢。検便のウンチを取って、薬を飲ませてもらって、でも午後もまだ下痢便してたけど、元気だから、イグコにいろいろ構ってた。
ねーねー、遊ぼうよー。のポーズをするも、
イグコはそれどころじゃないのよ、とばかりに通り過ぎる。
疲れたら、テレビの裏の無停電装置でお腹をあっためたりして、またウロウロ、寝室に入ってベッドで一休みしていると、ニャンタがやってくる。
異種間尻尾交差。ニャンタ、最初はおとなしくイグコの横で寝てたんだけど、このときは窓の外にトゲちゃん2号(後述)がいたんだよねー。
ぜんぜん気にしないイグコ、いい子だねー。
そしてニャンコもやってきてベッドのうえで寝始めて、私はイグコに腕を暖房代わりに提供し、4人でまったりのんびりタイムを過ごす。ニャンリンは? と思ったら、いつの間にか窓の外のトゲちゃん2号を見つめてた。
再び徘徊を始めたイグコ、台所前にちょっとした陽だまりを見つけて日向ぼっこしてたら、ニャンコにチューされた。
犬猫たちとイグたち、日中は隔離してどれくらいになるんだっけ? 12月19日あたりからだから、二ヵ月ほど。でもみんな、イグコを覚えててくれたんだねー。よかった。
午後にはイグコを誘導して私の部屋に戻し、ドアを閉める。やっぱり家じゅう徘徊されると、いろいろ危ないし、どこにおしっこするかわからないので(でも今日は2回くらいしかしなかったな)、ずっと監視してなきゃいけない。それは大変だし、産卵ケースは私の部屋だからね。
で、窓際でしばらく日向ぼっこしてから、またウロウロし始めたので、ケースの蓋を開けると、覗き込んで、土を味見。へえー、そうやって、産卵に適した土かどうか調べるのかな? と思ってたら、蓋のうえにいたイグリンコもケースに顔を突っ込んで、土の塊(小さいのだけど)を食べてた! やっぱりイグアナにとっては、土を食べるのも必要なことなのかなあ。中庭のセイバの木の鉢から土を食べてるのは見たことない気がするけど。
とりあえずイグコには入ってもらって蓋をして、しばらくゴソゴソ掘ってたけど、出てきたー。
やっぱ、気に入らんかった? でもしばらくこの位置で休んで、また入っていった。ケース内の温度計を見ていると、午後の陽射しが当たるからか、イグコが掘ったことでセンサーの位置がずれたのか、30度を超え、31度を超え……。これならまあまあ産めそうかなあ。
トンネルから戻っていくイグコ。もう、蓋を開けてやる必要はなさそう。
そしてまた顔を出す。
こうやって休んでは戻る。やっぱり土が多すぎるのか、蓋が湾曲して盛り上がってるし……。湿り気が足りないのかなあ、去年とかイグコの顔がまっ黒になるほど土がついてたけど、今日はそうでもない。もっと水を入れてやるべきか?
イグコがケースから出てきて、寝たら、ちょっといじろうと思ってたんだけど……。これを書いてる現在夜9時。ここまでに何度か出てきてもうおしまいかと思ったらまた入って、の繰り返しで、さっきから掘る音は途絶えてるけど、出てこない。去年も産卵数日前はケースのなかで寝てたけど……。
あと、掘ってる音を聞いてみると、どうも、ケースの底にまで到達してるようなんだよね……。モグリッチがどうなってるか、直接触ってたら低温火傷するかもとか、いろいろ心配。でも覗き込んだら産卵場所として安心できないと思われても困るしなあ。夜のあいだはモグリッチのケーブル抜いてしまおうか。焼きイグアナになったら困るもんね。
トンネルは、前にちょっと補強したんだけど、イグリンコに押しつぶされてる。
これもどうしようと思ってたけど、今のところ、蛍光灯を上に置いたらちょうどの大きさで、端っこがしっかりしているので、なんとか持ちこたえそう。
ケース蓋に開けた穴が大きすぎて、イグコがざっくざっくと掘る土が一部そこから飛び出すほど。でもしょうがないよね。それはいいことにして。
暖房器は今日、修理に持っていってもらったけど、もしかするといらないかもねー。
7時ごろだったか、友人たちがお子さん連れて遊びにきてくれて、タラちゃんを見てもいい? と言われて、いいよー、でもイグコが卵産もうと頑張ってるから静かにねー、と言ったら、子供ら4人、いつも元気で賑やかなのに、みんなが声をひそめて足音もひそめて、そうっと私の部屋に入っていくので、感動した。イグコがケースのなかで掘ってる音を聞いて、みんなも感動してた。タラちゃんは忘れられw、しばらくイグコの穴掘りに耳を澄ませて、みんな静かに出て行ってくれました。
さて、明日からまた、どうなることやら。
追記: イグコが底のほうに埋まってるなら、土を少し減らして水を足してみようかと思って、そうっと蓋を持ち上げてみたら……イグコの頭が蓋にくっついてるのかと思うほど一緒に持ち上がってきて、笑っちゃった。でもまずかったかなあ、安心できないと思われなかったろうか?
とにかくそのまままたそうっと閉めた。モグリッチで焼きイグコができる心配はなさそう。