枝から出てきた黄金の虫
イグコのために頭上にかけた枝。イグコが渡り終わったあと、パソコンに向かっていたら、上からなんか音がする。ぱり、ぱり、というような。どこから聞こえてるんだ? 天井か? と見上げて音源を探すと、どうも枝の中らしい。でも虫がいるような穴はないけどなあ?
まあいいか、と放置してたら、しばらくして虫が落ちてきた。あー、これ、前にも部屋で見つけたことある! そうか、この枝から出てきたのかー。すかさず捕まえたけど、動きが速いので、なかなかうまく写真撮れなかった。金色に光るきれいな甲虫なんだけど……。前のもそれで断念したんだけど、今度こそ!
時計ガラス(実験用具)をかぶせて、下に紙を差し込み、持ち上げて動かないよう圧迫。
20枚くらい撮ったなかで、これがいちばんピントもあって光り具合もちゃんとわかる写真だった。こういうときは、バカチョンコンデジじゃなくてもっとちゃんとしたのがほしくなるねえ。
外のほうが明るくていいかと思ったけど、ダメだった。指(親指です)と一緒で大きさがわかる写真。
これもまあまあかな。
裏も金きらきんで写真撮りたかったけど、諦めて放してやると、ぶーーーーん!とあっという間に飛び去っていった。
カミキリムシの仲間かなあ、にしては触角が短い?
タマムシの仲間と判明
コメントいただいて、タマムシのChrysobothris属の何かではないか、というところまで絞り込めましたが、それ以上は難しそう……。種類多すぎてー。でも、タマムシとわかっただけでも収穫で、かなりすっきりしました!
候補としては、Chrysobothris texana かなあ?と思ったり(でも分布がテキサスなのでちょっと離れてる)、Chrysobothris quadrilineata というのも似ているような気がするけど、これまた分布が違うようでもあり(こちらもC. quadrilineata)。でもそもそも、こんなタマムシの種類や分布がそんなに研究されてないんだろうなあ。もしかして新種だったりしたら楽しいけど♪