イグリンコ中庭作戦は失敗
今日はイグリンコを中庭に出してみようと思って、まずはカメンコのたらいとか片付け（最近は水浴もほとんどしてないし）、キャットタワーの足拭きマットは取り外して、ダンナに手伝ってもらって中庭へ出す。窓の出入り口はふさぎ、猫たちを中庭から追い出して、イグリンコ〜、引っ越すよ〜、とタオルで抱き上げ中庭へ。
特に問題もなく、おとなしく抱かれてここまで来た。ダンナに、写真撮ってーと頼んで撮影会♪ ダンナ、最初は窓の向こうから撮ってたけど、イグリンコ怖くないから〜ｗ と中庭に出てきてもらって、でも猫たちが入ってくると大変だからドアはきっちり閉めてね！（←これがのちの騒動の元）
ネコのようにおとなしく抱かれているイグリンコ。
ていうか、腕とかむちむちで、食欲減退してるとか信じられないよね？
今日はワンコを連れて獣医さんに行ったんだが（こないだからほっぺにハゲができちゃって、菌類による皮膚病らしく、硫黄の粉を混ぜたポマードを塗ってたんだけど、粉がなくなったのでもらいに、ついでにちゃんと見てもらって、治ってるかどうか、その他いろいろ細かい相談事）、獣医さんは「ワンコよりカメが心配なんですけど〜」って、カメ？ イグアナですか？ 「あーそうそう、イグアナね」。薬やってますか？ と訊かれ、今の状況とあれこれを説明し、でも獣医さんとしては、あんなに寄生虫大量発生していたら、もう死にかけていると思ってる感じ……。実物見てないから無理もないんだけどさ。数日後にもう一度検便してもらうことで話をつけてきた。
さて、撮影会を終了して、問題発生。ドアが……開かない(・ω・)
ダンナが、「開かない」と言うから、も〜またまたぁ〜、と私がやっても、開かない。ラッチがまったく反応しなくなって壊れてる……。とりあえず洗い場に置いてたナイフ（食事用の、でも汚れをこすり落とすのとかに使うので置いてた）でガチャガチャとやってみたけど、ダメ……。ケータイ、持ってないよね？ と訊いたらダンナは持ってたんだけど、隣の友人の番号は入ってない。私ももちろん暗記してない。隣の友人が来て、家のなかから開けてくれたら、と思ったんだけどね……。
イグリンコとともに、中庭に閉め出された私たち……さあ、どうなる！？
ってなｗ ナイフをねじ回し代わりに使って台所の流しの横の網戸を取り外し、窓を抜けて私がまず戻った。それから電話帳を持ってきて鍵屋さんを呼ぼうとしたんだけど、イグアナと一緒に閉め出されたって状況がカッコ悪すぎると思ったか、ダンナも窓を通ると言う。え、無理じゃない？（お腹が……）と思ったけど、どうにかぎりぎり。台所の流しが壊れなくてよかったよ(・ω・;)
さて、人間二人はどうにか脱出し、窓は閉めて、イグリンコだけが中庭に残った……。あとで窓からご飯とかプールとかいろいろ用意してあげるからね〜、と思ったんだが……（ダンナは鍵屋を探しに出かけた。日曜でどこも閉まってて結局明日まで待つことになったけど）。
一人にされるまではおとなしかったイグリンコが、ここで怒り始めた。猫たちが、なんだなんだと窓越しに見ていたのも気に食わなかったのかもだけど、鍵屋さんが来たらイグリンコそのままだとまずいよな（しかもけっこうな興奮状態の）、部屋に戻すか、と犬猫たちをクーラーかけた寝室に閉じ込め、いつもの窓の金網の出入り口を開ける。が、それに気付かないのか、イグリンコは窓ガラスにごんごん頭をぶち当て、尻尾をピシピシ鳴らしながら行き来はするものの、小さな出入り口には気付かない？ もう忘れた？ それともさっき通ろうとしたらガラスに邪魔されたからもう諦めてる？
トマト一個丸ごとをその出入り口から差し込んで、こっちこっち〜、と誘ったけど、それでも、そこまで来ても片手が引っかかったりしてうまく行かない。てか、ちょっと落ち着け。
私に対して、この威嚇。こんなの、噛まれた日にもしなかったのに。俺さまだけ閉め出しやがって〜！ってことですか？
とりあえず落ち着かせるために、キャットタワーから外した足拭きマットを並べて窓ガラスの下を覆った。これで視界が遮られて、少しクールダウンしたイグリンコ。やれやれ。
で、私は窓からまた中庭に戻った。ホースの水をその辺に撒いて、イグリンコにもかけて、ほーら涼しいでしょ、とやったら……あっさり金網の出入り口から家のなかへ。
犬猫は寝室だから心配ないけど、鍵屋さんが来たら大変！ 私もまた窓を通り抜けて家に入り、イグリンコを追うと、まっすぐ私の部屋へ。はいはい、どうぞ、とドアを開けると、のしのしと入っていった……。ふう〜、一件落着。
まあ鍵屋さんは結局来なかったから、どっちにしても大した問題にはならなかったんだけけどね。でも猫たちをずっと寝室に閉じ込めるわけにもいかないから、戻ってくれてよかった。少なくともこれで、旅行中もイグリンコは中庭には出せないことが判明。
