ビロードタラちゃんと、クモ全般本
久し振りのタラちゃん写真。
このごろずっと断食させちゃっててごめんよ〜。それでもつやつやと美しいタラちゃん。
今、クモ全般に関する本をちょっと読んでいて、こないだ読んだのはこちら。
- 作者: 小野展嗣
- 出版社/メーカー: 東海大学出版会
- 発売日: 2002/06/01
- メディア: 単行本
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これも面白かったけど、今読みかけてるのがこちら。
- 作者: マイケルチナリー,斎藤慎一郎
- 出版社/メーカー: 晶文社
- 発売日: 1997/06/30
- メディア: 単行本
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まだ最初のほうなんだけど、翻訳の日本語があまりに直訳すぎて読みづらいという欠点はあるものの、内容はこちらのほうが私の求めるものに近いかも。で、「感覚毛」についても専門的ではないけど詳しい記述があって、たとえば、「聴毛(ちょうもう)」という毛が(タランチュラのみならずクモ全般に)触肢と歩脚の外側に生えていて、ごく細く、長さは1mm程度、茶碗の形に似た受け口が根元にあって、わずかな空気の動きも毛の揺れとそのお椀とで正確に読み取るんだとか。それによって、30cm離れたところにいるハエの位置をぴたりと感知する。また、足に生えてる毛は中空になっていて、末梢神経がそこから露出し、一瞬の接触でも食べ物かどうかを判断できるとか。
タラちゃんの動きを思い起こすと、なるほどなあ! と感動。クモってすごい、いや、どんな動物もそれぞれすごいんだけど、本の続き、楽しみです。