メリダの動物園アニマヤ：ユカタン特産動物

　メリダにはもうひとつ動物園がある。Animayaアニマヤという名前で、かなり郊外。でも昨日、部屋にいるのも飽きたので出かけてみた。アパートから町の真ん中までバスで行き、そこでアニマヤ行きのバスの出てるところを教えてもらってまたバスに乗って、合計１時間半くらいかかった。

　バスを降りて、入り口らしきところから入っていくと、

　どどーん！とこんな石碑が立ってる。でも受け付けもなければ園内地図もなく、進路を表す矢印とかもない。ええと、どこへ行けばいいんだ？　ここで道に迷ったらどうするんだ？　などと不安になりつつ、入場はここも無料らしいので、適当に入って道を歩いてみた。
　結局、真ん中に池（というか湖）があって、そこを周遊するボートも無料で乗れて（でも出発時間が決まってて一時間に一回くらい）、その周りに動物たちがほぼ放し飼い状態。それをぐるっと周りながら見下ろす感じで眺める、逆サファリ？　ライオンだけ、離れた別の檻にいたけど、それ以外は肉食獣はいなかった。
　で、爬虫類館ってのがまたちょこっとあって（こないだの動物園の爬虫類コーナーと比べると面積は半分以下）、ミゾヤマガメとクジャクガメとアカミミガメがオープンな柵に囲まれただけのところにいて、ガラスケースにヘビ類と、ユカタントゲオイグアナ、そしてがっちり金網で囲まれたところにユカタンハコガメがなぜかワニたちと一緒にいた。
　前の動物園、ユカタンハコガメいないのが不思議＆不満だったので、ここは規模は小さいながらも、ユカタントゲオイグアナまで見られて、行った甲斐があった。

　ユカタントゲオイグアナ、Ctenosaura defensor、写真では見たことあったけど、実物見ると、ちっちゃ！　本をちゃんと読むと、オスでも体長１４．５ｃｍ、メスはそれより小さいとあるから、ホントちっちゃいんだねえ。この子も掌に載る程度のサイズだった。こんなかわいいの、絶滅危惧種でなければペットとして飼いやすいだろうになあ。

　ユカタンハコガメはこちら。