甘えるカメンコ、ミゾッチの不倫
カメンコはご飯を持って出ると、いつもトマトくらいは最低でも食べさせてやるんだけど、どうも私が留守のあいだ掃除のおばさんは置いたら置きっぱなしだったみたいで、金曜に帰ってくるとトマトがよく手つかずで残ってた。トマトだけじゃなくてその他のも、いまいち食欲が進まないのか、食べてないことが多かったので、最後の週には、5分でいいから食べさせたって、と頼んでた。
私が帰ってきてからはまあ問題なく食べてたんだけど、今日はちょっと丹念にトマト全部とカラバサ、ノパールの一部を食べさせてから、あとは自分で食べなさいねと放置。カメたちの様子を見てまわってたら、ミゾッチが、
カメラを取りに家のなかに戻ってるあいだにずり落ちちゃったけど、隣のミゾッコのほうを覗いてた。ミゾッコはと見ると、
ブロックの裏側にちゃんといて、もしかしてブロック越しに恋をささやいてた? そんなら、とミゾッチをミゾッコのところに移動させてみた。新鮮な相手とのほうが燃え上がって交尾がうまく行くかもしれないしね???
で、もちろん見るなり追いかけ回すミゾッコ。さあ、どうなるか? と私もブロックに腰を掛けて見てたら、カメンコが足元をうろうろうろうろ。
人の足を踏んづけて、何度も行き来して。なんだよー、ご飯はあっちだよ? もうあとはひとりで食べられるでしょ? 私はほら、ミゾッコたちの様子を見てなきゃならんからさ。
とは言ってみたものの、やっぱりミゾッチはそうそうたやすく体を許す(死語?)わけではなく、私もちょっと飽きてきたので、カメンコのご飯を手元に持ってきた。
ほーら、ご飯だよ。てか、なんで自分で食べないんだよ???
菜っ葉だって、いつもは一人で食べるでしょ?
ぶんぶん顔を振り回しながら食べるカメンコ。
その反対側ではミゾッコが頑張ってるんだけど……
水陸ともに挑戦するも、私が見てる範囲では成就せず。ま、しばらくこのままにしてみるか。
それにしても、カメンコもいちおう私がいなくて寂しかったとか、犬猫ほど直截な表現はしないけど、やっぱあるのかなあ?w