南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

ポチオの卵は順調? 新産卵ケース

 今日は、産みっぱなしで埋めたままにしているポチオの卵をおそるおそる掘って確認してみた。
 まずは2月中旬に産んだほうを掘ってみたら、びっくりするくらい浅いところに。2mmくらいしか土かぶってなかった。

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 写真ではわかりにくいけど、左上のわずかな部分を残してあと全部白濁してる感じ。おおおお! もしかしてちょっと期待できる? 3つあるはずだけど、いちばん上のだけ確認して、あとのふたつは見ず。


 次は、1月上旬に産んだほうを掘ってみた。こっちは、なかなか出てこなくて、しかもうっかり割ったら大変だから、割りばしでそうっとそうっと1mmずつ掘り下げていって、出てこないので焦った。考えたら、いちばん上にあったのを最初のときに割っちゃったから、よけいに他のふたつが下のほうに埋まっちゃってたのかな。

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 写真、わかりにくいけど(こればっかですみません)、けっこう深いの。怖くてこれ以上掘り出せず。もう一個も、まったく姿拝めず。でもこれも、順調に白濁している……ような気がする。願望による錯覚?

 とにかくこれだけ確認して、また土をかぶせて石を置く。

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 さて、このあと思案した。
 ポチオはそろそろ次の産卵をするかもしれない。そのときに前の卵を掘り起こしてしまう危険がある。一回目の産卵のうえに置いた軽石は、けっこう深く埋め込んでいるからそう簡単には動かないし、空気は通るし、子ガメが出てきたら出口も付いてる。でも二回目産卵のところに置く適当なものがない……。何を置いても、ポチオがそこらをウロウロ掘ったらひっくり返されそうだ。特にこっちは卵が浅いから、とても危険。
 たらいをもう取り出してどこかよそに置くことも考えてみた。が、ひっくり返して卵壊れたり、野良猫にトイレにされて卵掘り起こされたり、それに日当たりや温度変化で発生が止まってしまう危険も。今の状態(ポチたち水槽の水に浸かっている状態)で、水温がある程度一定に保たれているからうまく行ってる可能性もある。


 ということをあれこれ考えたあげく。こうしてみた。

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 奥の青いたらいは孵卵ケース。手前の緑ケースは新しく土を入れたおニュー産卵ケース。緑のたらいに入ったポチオが青いたらいに飛び移る(?)ことは、ぜったいないとは言い切れないけど、たぶんない。うーん、どうだろう? 
 ……不安になって今(夜中)、見に行った。これ設置したときはポチオ、底のほうにいて手が届かなかったので実験してなかったんだよね。でも今見たら、ぷかぷか浮いていたので、すくいあげて緑ケースに入れてみた。
 ポチオの大きさ、過小評価してました(^^;) 軽く飛び移れるわ……。ひとまず、大きめの陶器鉢の割れたのを青いたらいの土部分ほぼ全体にかぶせて保護。明日また考えてみます。そうだ、金網かぶせたらいいかもね。


 いきなり知らない土のうえに置かれたポチオ、しばらくフリーズしてからたらいの縁越しに水面をあちこち覗き、そのうちポチャンと水に戻って、産卵の気配はなし。
 この二つのたらい、右と左に完全に離して置くことも考えたんだけど、そうすると雨除けがふたつ必要になるんだよなー。いろいろと難しい。明日、改善するかも。とりあえず、これでポチオの産卵対策と孵卵ケースは一歩前進。