カメンコ、部屋チェック

　今日はダンナの部屋の本棚に（またまたまたまた）シロアリが帝国を築いているのが掃除のおばさんによって発見され、ちょうどうちに来てた友人と三人がかりでやられた本を捨てて本棚を前庭に引っ張り出して殺虫剤ぶっかけ……。
　てなことをしたので、カメンコを前庭に出すことができなかった。しょうがないから今日は家にいなさいね、と放したら、やっぱり私の部屋に行く。んだが、あら、そういえばカメンコ、模様替えしたこと知らなかったよねー。

　カメンコがうちに来て６年半、多少の変化（イグたち用のあれこれセットしたり）はあったけど、本棚と机はずっと同じだったのにね。

　それより、ニャンキジと初対面だっけ？　と顔を合わせるところ注目してみたけど、そういえばすでに前庭で対面すませてたっけ。ニャンキジも特にどうってことなく、ちょっと匂い嗅いだだけでおしまい。

　そのあとカメンコは、ちょっとニャンキジに興味示しつつも、わりと迷うことなくドアから外へ出てった。部屋自体は変わってないから、それはわかってるのかな。それともさっき自分が入ってきたところと認識してるのか？

　それから台所でご飯を食べて、ニャンキジに見下ろされる。

　今日は外もどんより曇り空だったからねー。明日はまず、前庭を洗ってからカメンコ出さないとなー。まったくもう、シロアリにいつまで悩まされるのやら……。