南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

ミゾヨン多甲板、平鉢設置

 今日もせっせと何度もミゾヨン、ミゾゴにフードをやっていて。

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 あれ? と思ったミゾヨンの甲羅。

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 最初は、単なるシワかと思ったんだけど、違うね。多甲板だぁ! 話には聞いていたし、そんなに珍しいものではないらしいけど、うちのカメたちにはこれまで一度も見てなかったので、おおおお! 

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 このお尻の左側の小さな三角形の甲板が余分なやつ。別のところにこの写真を載せたら、わからんと言われたので図解してみた。

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 赤い数字が椎甲板、黄色い数字が肋甲板で左右に4枚ずつのはずが、ミゾヨンは左に5枚(4枚半かw)ある。
 ネットで検索してみたら、こんなちっちゃいのが一枚多いくらい、多いうちに入らないよ、と言いたくなるほどすごい多甲板のカメもいたりして、不思議なもんです。
 とりあえずミゾヨンの場合は、周囲の甲板とうまく譲り合って、甲羅全体の形はさほど影響を受けてないので(だから私もパッと見で気付かなかった)、このまま成長してくれれば特に問題はないかと。
 もしミゾヨン(とミゾゴ)の父親がミゾッコだったら、ミゾッコもちょっとだけ甲ズレ(は多甲と同義で使われることもあるみたいなので、厳密には違うかも、シームズレ?)があるからなあ、とか思ったんだけど、いろいろ読んでいると多甲板ってのは遺伝じゃないらしい。卵の温度管理に関係がある、という説が一般的? 高温にさらされると多甲になりやすいとか。


 そういえばミゾゴはどうなの? とチェック。

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 普通だなー。


 とにかく、これでミゾヨンは他のベビーたち(今後も何匹か孵化するとして)からは容易に識別できることに。

ミゾッコの甲ズレ

 ついでにミゾッコの甲ズレ写真も撮った。

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 うちに来たときは真ん丸だったのに、お尻のほうがきれいな流線型になっているミゾッコ。
 そして第3椎甲板と第4椎甲板の境目の線(シーム)に段差がある。

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 これは先天的なものなのか後天的なものかわからないけど、まあ先天性かな。
 ついでに、ミゾッコの頭の赤い筋。

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 ミゾオに比べて(ミゾッチに比べても)この線がくっきり鮮やかできれい。これは遺伝するんじゃないかと思うので、ミゾッチがミゾッコと交尾して今回の卵産んでいたら、ちょっと期待。もちろん今年産む卵でも、去年の(あるいは今年の)ミゾオとの交尾での受精ってこともありうるけどね。

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ヨンとゴに平鉢設置

 うっかり書き忘れるところだった。庭に置いていた平鉢(カメンコに蹴散らされないよう、床に置く小さめの鉢を入れていた)を掃除して、土を盛り、水入れは去年使ってたのが具合よかったのに壊れてしまったのでしょうがない、と植木鉢の受け皿を使ってみた。

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 ちょうど二匹を移動させて写真を一枚撮ったところに、近所の女の子二人とお母さんが遊びに来て、おしゃべりしてるあいだに暗くなっちゃったが、写真がブレブレだったので、フラッシュ焚いて撮り直し。ところがそのときにはすでにミゾゴが水から上がって探検中。
 ミゾゴ、卵から出ようとしてでんぐり返るわ、卵から出てきたその日にカメフードに食いつくわ、そしてミゾヨンより先に自力で陸に上がるわ、こいつマジ大物になるかもw


 鉢には明日、植物を植えたりのレイアウトします。