南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

ふわ猫、居着く

 昨日はモキートの死と、ふわ猫の妊娠に気付いた勢いで、放っておけない!とか思っちゃったけどねえ。
 昨晩、モキート(とおデブ)の飼い主の女の子がお父さんと一緒に友人宅に来たそうな。この両親は離婚していて、お母さんはメキシコシティで倒れたおばあさんの付き添い、子供たちは学校があるのでお父さんのところへ送られたということらしい。んで、モキートはこの女の子の猫だったので、死んでしまってさぞショックだろう……と思いきや、ケロッとしていたそうな。なんだ……。モキートの子供かもしれないし! などと熱くなってた私、よけいなお世話だったか。まあ別に、この女の子のためにと思ったわけじゃないので、どうでもふわ猫のお世話はするけどね。
 ちなみにおばあさんはかなり容体が悪いと聞いていたんだが、今朝無事に手術が終わったらしい。年末に倒れて、手術ができるまで体力回復したということか。モキートが身代わりになったのかもね……。


 しかしそんなのとは無関係に、ふわ猫、今朝はどうしてるかなと玄関を開けたら、にゃあああん、と寄ってきた。段ボールの中のタオルを触ってみたらほかほかに温かかったので、そこで寝ていた様子。よかったよかった。
 今日一日付き合ってみて、この子はとてもやりやすい、というかおデブとモキートが(男の子だからしょうがないけどさ)いろいろと手のかかる、めんどくさい、はっきり言ってウザいくらいの猫だったことに気付いたw ふわ猫は、

  • 網戸越しにうちの子たちに喧嘩売ったり、いっさいなし
  • カメたちにちょっかい出さない
  • センコを狩らない(ちょっと前に対策したけど)

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 なんとストレスフリーな猫なんだ、と感動。ついでに言えば、ワクチンしてないのも避妊してないのも、飼い主いないからしょうがないってのも、ストレスにならない要因の一つ……。
 唯一の問題は、にゃあにゃあとよく鳴くことだった。昨日は、外にひとりにすると私を呼んで鳴き続け、出て行って撫でてやっても鳴き続け、でちょっとノイローゼになりそうだった……。近所迷惑にもなりかねないし、困ったなーと思ってたけど、今日はだいぶ落ち着いて、最後にはほとんど鳴かなくなってた。

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 遊びに来たゴルディンチン(おデブ)と。しかしおデブ、ふわ猫をいじめるんだよな〜。なーんにもしてないのに、いきなり猫パンチしたり唸って飛びかかったり……。ふわ猫は、ギャッと叫んで逃げる。おデブは私がコラッと叱ると、今度は私に向かって怒りのこもった声で鳴いてくる。厚かましいなー。
 しかしそこへ友人の息子が遊びに来たので、少し遊ばせてから、おデブ連れて帰ってねーと一緒に帰らせた。


 そしてふわ猫は(もうちょいいい名前を考えてやるべきかなあ)、もうすっかりうちを居場所と思ってくれてるかな。

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 ご飯を食べて、

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 段ボール箱に入り、

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 指先だけ出して、タオルを踏み踏み。

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 鼻先を出してくつろぐ。


 玄関の網戸越しにうちの子たちと対面しても、おデブやモキートのように威嚇したりしないので、ニャンタ、ニャンキジ、ニャンリンとワンコは落ち着いて鼻を突き合わせている。ニャンコだけが、今朝は怒ってシャーシャーフーフー言ってた。ふわ猫のほうは無言。
 ワンコは朝の散歩に出るとき、すぐそこにふわ猫がいて、どうするかと思ったら、意外と怖がらずに鼻を寄せてた。が、ワンコは散歩でテンション上がっていたためか、そこで怖くなったらしくて、シャーッと言って逃げた。
 晩の散歩のときも玄関先にいたので、ダンナにワンコのリードを持ってもらって私が先に出て、ふわ猫を段ボールのところへ誘導。それからワンコが出てきたんだけど、ふわ猫は、かばう位置にいた私の後ろからスタタ!と出て、ワンコを眺める。そして、散歩にずーっとついてきたw 公園をぐるっと回って、家まで。ワンコも気になるので、振り返り振り返り散歩してたけど、家に帰るよーと帰路につくと、ふわ猫はもう前を走ってるのに、気付かないワンコは振り返って、あれ、いない? と探すw


 こういう柄と色の猫、なんて言うんだろう?

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 いろいろ調べてみたところ、バイカラー、でいいのかなあ? 焦げ茶から薄いベージュまで、グラデーションでそろってるけど、色の系統としては一色だし。


 私が庭に出ると、すぐに甘えてくる。

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 が、昨日よりずいぶん落ち着いた形に。

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 ごろんごろん。でもやはりけっこう神経質なところもあって、ちょっとしたことに怯えてしまう場合も。今日はバケツに水を貯めていたらあふれたんだが、それにビビッて庭から逃げ出した。すぐ戻ってきたけど。



 さて、晩は居間でサッカーを見てたんだけど、そのあいだ家の中では、

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 ぐでんぐでん。奥にニャンコもいた。

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 さらに、ぐでんぐでん。こいつら、ふわ猫が家に入ってきても態度変わらない気がするw いらっしゃーい、くらいは言うだろうけど。

 ニャンリンは、

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 サッカー見てる私のうえにどっしり座り込んで、ずーっと寝てた。後半で応援してるチームがゴール決めたとき、私が興奮したのでやっと降りてくれたけど。

 そしてサッカーも終わって、さーて、と立ち上がったところ、なんか猫たちが全員集合してた。

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 ワンコが左端で切れちゃったので、撮り直そうと後ろに下がったんだけど、もうニャンコが私の足元に来ていてシャッターチャンスなし。

 んで、何をしているかというと、

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 ニャンコとワンコ以外は、玄関の

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 網戸の向こうで私が出てくるのを待っているふわ猫が何となし気になる様子なのであった(でも、誰も威嚇しない。ただじっと見てるだけ)。

 ワンコとニャンコは、関心なし。

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 ニャンタがワンコの一人遊びに混ざりたそう。


 というわけで、家にいれても比較的問題はなさそうなんだけど、このふわ猫、野良生活はかなり長いと見た。今日はだいぶマシになってたけど、昨日はちょっと撫でるだけで掌が黒くなるほど汚れてた。肉球のあいだなんかも汚れ放題だし。
 ニャンリンがうちに来たときは、ニャンコとニャンタはワクチンやってたので問題なし、ニャンキジは野良生活ほとんどしてなさそうだったから、こちらもあまり心配しなかった。でも今は、先住の3匹は確実にもう3年前後ワクチンやってないので、万が一ふわ猫が病気持ちだとね……。
 それに、家のなかで仔猫産むとなるとやっぱり外より落ち着かないだろうから、何とか外で産んでもらうしかないね。私も初の体験だから行き届かないこともあるだろうし、そのとき外なら、ふわ猫が好きなところを探して産むこともできるわけだ。
 ま、まずは本当に妊娠してるのかどうか、だけど……。