南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

ナナの脱走、ゴルドの死

 またまたホニュネタになってしまうけど、これはしょうがない、書かねばなるまい。

ナナの脱走

 いつもワンコの散歩から帰って、ダンナがカメンコを家に入れるのが日課。昨日の夜、私はまだワンコと一緒に家の前の道にいて、さっさと先に帰ったダンナがカメンコを抱っこして家に入ろうとした瞬間、ナナが脱走した。
 あああ〜!というダンナの声に、あわてて戻ると、前庭にいるナナ、捕まえようとするダンナ。しかしダンナが近づくと、ナナは塀のうえに飛び乗ってしまった。お腹大きいのに、やるなお主。
 ワンコを前庭に置いたまま、私は門から出てナナを追ったが、暗闇のなか(10時過ぎだった)公園のほうへ駆け去っていくナナ。あー、こりゃもう無理だわ。
 もともとこの辺で野良生活してたから、もう勝手も充分にわかってるしね。そもそも赤ちゃん産むとこ探してこないだからウロウロしてたっぽいから、もうこれは赤ちゃん生まれたら見せに来てくれるのを期待するしかないか……。


 と諦めていったん家に入ったんだけど、でもやっぱり心配。何しろ首輪もつけてない状態だしさー。ちょっと見てくる、と数分後に出ていってみると、ナナのほうも私を探してた感じで、見るなり駆け寄ってきた。あーーーーよかった! 素早く確保、両手でがっしり捕まえて戻ったけど、門のかんぬきが掛かってるので、おーい!とダンナを呼ぶも、出てこない(実はすでにシャワー浴びてやがった)。しょうがないから、何とかナナを片手で抱っこして門を開けて入り、そこでちょっと逃げられそうになったけど、必死で押さえこんで、またまた苦労しながら玄関の網戸を開けて、無事に家のなかへ。
 はーやれやれ。無事でよかったよーーー。

ゴルドの死

 という事件があった、わずか一時間後。友人Sからの連絡があって、ゴルド(ゴルディンチン、おデブ)が死んだと知らされる……。
 友人も死体を見たわけではなくて、飼い主の奥さんから話を聞いただけなので、又聞きになるけど、モキートを埋めた公園の前で頭(口と耳?)から血を流して死んでいたそうな。飼い主の奥さんは「毒殺された!」と言ってるらしい。まあそうだとしても、自動車事故だとしても、外にほったらかしにする飼い主の責任だよな……。
 これであそこの猫は3匹兄弟、全滅。最初の一匹は、私は見たことなかったけど(うんと初期に死んだので)、モキートとゴルディンチンはほんの1か月で。
 もし本当に毒殺だったとしたら、ナナも危なかった……。昨晩、諦めて、また朝になってから探そう、とか思ってたら遅かったかもしれない。

ナナに首輪

 さて、そんな夜が明けて、今日はもう一人の友人Aが三日ほど旅行に出るあいだに去勢手術をしてもらった黒猫ちゃんを、私が迎えに行くことになってた(Aは今日帰宅するんだが、何時になるかわからない、夜遅くなるかもということで)。友人Sに車を出してもらって迎えにいって(黒猫ちゃん、ものすごく暴れたそうで、ニャンタくらい? と訊いたら、いやいやいや、もっとすごかった!!!とのことw で、檻からケージに移すのは私がやりました。ぜんぜん暴れなかったけどね)、ついでにナナの首輪も買ってきた。昨日ペットショップでも探したけど、なかったんだよね。獣医さんとこのも、ピンクにハート模様と赤い鈴がついてて、まー女の子だしいいか、でも金具部分が錆びてて80ペソかよ……とちょっと思いながらも、これ以上首輪なしにしててまた(充分気をつけるつもりではいるけど)脱走されて後悔するよりも、と思って。

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 帰ってすぐにつけようとしたらちょっと抵抗したので中止して、あとで寝てるときにつけてやったら問題なし。少しして気が付いて、なんだこれ、と特に鈴の部分をガシガシしたけど、10秒くらいで諦めてくれた。

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 うん、まあ似合ってるんじゃない? 
 今日は三日ぶりに来た掃除のおばさんが、うわあ! お腹膨らみましたね!ってびっくりしてた。三日見ないだけでかなり違うんだろうね。
 しかし今日もちょっと落ち着かない面もあったけど、陣痛は始まらない様子。

寝室の模様替えとランニングマシーン

 そして今日は、この

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 猫たちのベッド(違います)の組み立てに、お店のお兄さんたちが来てくれる。ダンナは自分の書斎に置く、と言ってたが、クーラーないし、狭くて通れなくなる、掃除もできなくなる。ということで、掃除のおばさんに手伝ってもらってあらかじめ寝室の模様替えをしておいた。ベッドを端に寄せて、入ってすぐにところにスペースを。
 実は今朝見た記事で紹介されてた建築雑誌が、猫に快適な住まいとやらの特集らしくて、その記事のなかで、大きな変化はストレスだけど、小さな変化は猫たちにとっていい刺激、という話が出てて。あーそうだよねー、わかるわかる。なら、ちょうどいいじゃん。

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 壁に寄せたベッドの寝心地を試す二匹。

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 窓辺にはニャンリンがひっそりと外を眺めるいい隙間ができた様子。

ニャンキジの逆襲

 そして、このランニングマシーン(トレッドミルというのか正式には?)の箱、けっこうがっしりした段ボールだったので、目をつけてた。お兄さんたちが、ゴミ出しまでやりますと全部出してくれたんだけど、いちばん外側の段ボールだけは取っておいて、切って貼ってナナの産室に。

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 まだ作業中なのに〜。でもナナが気に入ってくれるなら、と思ってたら、

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 どっちが先に仕掛けたのかわからなかったけど、

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 おおお! ニャンキジががっつりナナの首筋をくわえて押さえこんだ! すごい! 初めて見た! ニャンキジが勝利したところ。
 まあ、これで静止してたのは3秒くらいで、すぐにナナが反撃に出て、ニャンキジは退散。あとにはグレイの(つまりニャンキジの)毛の塊が落ちてたw


 さて、ザクザクと切って貼った段ボール箱は、

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 こんな感じで、今度はちょっとでか過ぎ?w と思って、昨日のを中に入れてみた。切り取った段ボールの不要部分は天井代わりに上からかぶせてみた。これなら、仔猫たちがぼっとん便所籠から出てしまっても、箱から出られるようになるにはしばらくかかりそうで、ちょうどいいんじゃない?


 あとは、ナナの出産を待つばかり……。