南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

ポチベビーたちの成長

 実はちょっと前に知り合ったカメ飼育仲間、と言っちゃっていいのかな。その人がドイツ語の飼育書を手に入れたけど、読めなーい!ってことで、私も持ってるタイプの薄くて写真満載の本だったので、いいですよーと安請け合いして翻訳してみた。
 モエギハコガメという、ベトナムとかのあたりにいるカメについてなんだけど、ドイツで飼育書が出るあたり、さすがだよねえw 私は一度も見たことないカメだけど、訳していると、どうもミゾヤマガメと習性がよく似てる。ほぼ陸棲で、卵はちゃんと埋めずにそこらに転がすとかw オスは交尾が下手くそでなかなかうまく乗れないとかw 
 しかしドイツでは(ちょっと古い本だから、経験談ももっと前の話ではあるけど)卵を産んでもうまく孵化しなかったり、やっと生まれても餌を食べずに死んでしまったとか……。それでも試行錯誤を繰り返して、適切な温度や湿度でうまく育っている例がいくつも挙げられていたけど。
 そうかぁ、カメの赤ちゃんってやっぱり生まれても繊細でなかなかうまく育たないことが多いんだねえ。そういう話は昔からよく聞いてたけど、自分とこでボコボコ生まれるようになって、生まれたらあとは転がしておいても育ってるから、なんか忘れてた……。もちろん、在来種と、まったく気候の違うところで育てるのとでは難易度がまったく違うだろうけど。


 そんな話を読んで、うちのベビーたち、いつもテキトーな世話しかしてなくて申し訳なかったなあ、と今日はいつもより丹念に甲羅も洗ってやって、夕方になっちゃったけど、写真も撮った。

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 どうしようかねえ、と思いながら未だに前のまんまのミゾジュイチと、ポチ6〜11たち。

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 こちらは陸地も作ってやってるのにほとんど上がらない、ポチワン、ポチツー、ポチフォーとポチファイ。一番でかいのがポチツーなんだけど、そう言えばポチコがうちにやってきたときって、甲長7cmなかったんじゃなかったっけ? もう7年近く前の話、そしてポチコの甲長は6.3cm! そんなちっちゃかったのかぁ!


 いちばんでかいポチツー、測ってみたら、甲長7.3cmでした……。

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 マジか。ポチコ、まだまだベビーだったんだなあ……。ポチツーの体重は53g。ポチコは49gだった。もう完全に、あのころのポチコを上回っている。

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 てことは、あと3年もすればこの子たちも卵産むくらいのサイズになっちゃうのか……。すごいな。

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 まあまずは、オスメスの比率がどうなってるか、にもよるけどね。全員メスとか全員オスだったりしたらw でもまあ、それはまだ数年先の話です。