先産み競争の勝者は……
日本ではオリンピックで盛り上がってるみたいですが、メキシコじゃ冬のオリンピックはさっぱりニュースにならず、テレビ放映もなし(たぶん)。
それよりも我が家では、ナナとイグコのどちらが先に産むか!? のほうが盛り上がってたわけですがw イグコが金メダル〜!
というかね、昨晩、イグコが夜ケースから出てきていつもの止まり木で寝てて、このところほとんどいつもケースのなかで寝てたから、あれ珍しいなと思ったんだけどね。まあ気分転換に外で寝たいときもあるか、と軽く考えて、ちゃんと見てなかった。
ところが今朝。
イグコのお腹が、へこんでる、けど膨らんでる……。膨らんでるけど、へこんでる? え? どうなってんのこれ?
こうして見ると、完全に産卵後。でも、
こんなに垂れ下がってるのに……。
だけど、半分かもしれないけど、とにかくちょっとは産んだよね? じゃあお腹すいてるよね、ごめんごめんすぐご飯作るから!(てか、昨日置いた菜っ葉がまだそのままだったけど、土まみれになってた)
今朝はもう明け方にナナがベッドで甘えてきたのを撫でてやったら、私の手に下痢ウンチがついて、えええ〜!?と思って洗面所で洗い流し、さらにまとわりついてくるナナを見ると、お尻としっぽが、ぎゃあああああ。捕まえて拭いてやって、猫トイレもケースの縁とか周囲の床にべたべたとついてたウンチを拭いて、そしたらそのあいだにカメンコが寝床のなかでウンチとおしっこしてそれをぐっちゃぐちゃにしてて……という、ドタバタな朝だったんだけど、とにかく急いでイグコのご飯〜〜〜! と作ってたら……。
イグコ、またケースに入っちゃった。そんで、また掘ってるし……。でも去年もそうだったんだよね、そんで、いったん埋めた卵があちこちに散乱してた。それともやっぱり、産み残しが?
でもそう長くはかからずに出てきた。うん、これはやっぱり産んだね。お腹を探ってみたら、前はもっと空っぽになってた気がするけど……って去年も思ったんだっけ。
まずは水飲みなさい、と体じゅうに水をぶっかけてやり(そのまま顔にかかったのをペロペロと飲む)、それから給餌。
マンゴー半分と、カラバサ分厚いのを3切れくらい食べた。
そう急に大量には食べないんだったよね。まあゆっくり消化して、休んでください。
夜暗くなってから、懐中電灯をぶら下げてケースの土を掘ってみた。割とすぐに見つかった。たぶんこれで全部かな、一ヵ所にきっちり固まって埋まってた。52個。
去年よりやや少なめ(去年は56個)。まあ去年もそう思ってて、あとからいくつか卵が出てきたんだけど。今回はぜんぜん散らばってなかったから大丈夫かなあ。そして去年の休閑期の失敗(雨水が大量に流れ込んで溜まってた)を繰り返さないよう、今度はしっかりビニールシートで覆って保管します。
とにかくイグコ、お疲れ〜。このところ3年連続、2月下旬の産卵。毎年同じだと、こちらも準備しやすくて助かります。