南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

産室満室御礼 & 変な夢

 あ、タイトルがなんか誤解されそうだけど、満室なのは、

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 こいつらですw
 ナナ〜、あんたがなかなか産まないから、こうなるんだよ、もう……。


 昨日の夕方、なんかいじけた様子だったナナ、そのあと機嫌を直したのはいいけど、夜寝てるあいだに何度も何度も何度も、ニャ〜ン♪ とか言って寄ってきて、あーはいはい、と撫でてやりながら、なんでこんなに甘えるの? もしかして、陣痛始まると飼い主寄せ付けないタイプと甘えるタイプといるらしいけど、ナナは後者? とか期待したのに……。撫でてやっても眠いからすぐに寝落ちして、またまたニャァァァン♪ とか言われて、あーごめんごめん、と半分目を覚まして撫でてやって、の繰り返し。
 そんなとぎれとぎれの睡眠だったせいか、変な夢見た。カメンコの夢だったから、もうネタにしてしまいます。お暇なかただけ、どうぞ。


 ドイツの知り合いのところに旅行に行ってた私。その知り合いとあれやこれやあったけど、その辺は飛ばします。で、なぜかそこにカメンコも一緒に連れていってて、知り合いのお屋敷(実際のお宅とはぜんぜん違う、ホテルみたいに部屋がいっぱいあって廊下が複雑につながっている建物)で、ちょっと顔見知りの人たち(メキシコ人も混じってたw)やぜんぜん知らない人たちと一緒にいたんだけど。
 ふと気付くと、床に見覚えのあるベージュと黒の不規則模様のかけらが落ちてた。拾い上げてみると、やっぱり。カメンコの甲羅だよ。カメンコを見ると、後ろ脚の付け根のすぐ前あたりの甲羅が割れて、2cm四方くらいの穴が開いてた。でも夢のなかだからか、この時点ではまだぜんぜん危機感がなく、あーあ、誰かが珍しがって持ちあげてて落としちゃったのかなあ。まあ甲羅だけの損傷ならそのうち治るよね、としか考えず。
 でもその穴から中を覗いてみると、驚くほど大きな空洞になってて、内臓は腹甲の内側にへばりつく感じで、生々しい色が広がっていた。うわあ、カメの体内ってこんなふうになってるのか(嘘です、もっとぎっしり詰まってます)、治っちゃったらもう見られないから今のうちに写真撮っておこうかな、ブログネタに……は、ちょっとグロすぎて無理かな。などと、夢のなかでまでブログネタ探してる私w
 それから何か他のことをしていて、カメンコを見ると、穴のとこからヒビが広がって甲羅をぐるっと一周しちゃってる。もう今にもパカッと半分に割れて、中身(内臓)がこぼれ出てしまいそう。しかもなんかカメンコが小さくなってる。甲羅の高さもなくなって平べったくなり、色も白っぽい。これ、弱ってるんじゃない? 
 そこに至って、ようやくカメの医学書の、転落して甲羅が割れた話とか犬に噛まれて牙が貫通しちゃった怪我のこととか思いだす。あー、やっぱりこれはヤバいかも、とようやく夢のなかでも焦りが出てきはじめた。
 傷口を何かで固定しないと、と思って、そこらの人に、カメを見られる獣医さんってこの辺にいないかな、と訊くけど、いないと言われる。そうだよねえ、こんなところでカメ飼ってる人いないもんねえ……。せめて、しっかりしたダクトテープみたいなもので応急手当だけでもしないと、と思ったら、もうそこらには誰もいない。あちこちの部屋を探し回るけど、人影はなし。ようやくどこかに置いてあったセロハンテープみたいなのを見つけ、ないよりマシかとそれを持って部屋に戻ろうとしたら、どの部屋だったかわからなくなってるし! カメンコ、どこ〜!!??
 何とか見つけて戻り、カメンコの甲羅にセロテープを巻くが、傷口がかなり広がっているし、内側から出る水分?でテープがくっつかなくて、すぐに剥がれる。ああ、もう、このままじゃ死んじゃう、どうして無理にドイツなんかまで連れてきたんだろう、どうしてもっと気をつけてやらなかったんだろう、とものすごく後悔して胸が痛くて、時間を巻き戻したい、すべてなかったことにできたらいいのに、と思ってたら目が覚めた。すべてなかったことになった。あーよかったw
 夢であることが、こんなにすばらしいことだと思ったのは初めてだったかも?


 でもできればやっぱりこんな悪夢はもう見たくないw ナナよ、私の睡眠を邪魔するのは頼むからやめてw