南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

ミゾッチ、今年初の産卵

 もうとっくにブロックを余裕で越えて、庭を好き勝手に歩き回っていたミゾッチ(ミゾオとともに)。そこらに産卵されたら困るなあと思ってたんだけど、どう対策したものか考えあぐねてた。
 たぶん、水タンクの後ろの枯れ葉がたまってるあたりとかに生むだろうし、そしたらたぶん気が付かない。まあもう去年でだいたいの産卵と孵化の様子はわかったから、今年はいちいち記録しなくてもいいかもだけどなー。


 などと怠け癖が顔を出してたんだが、今日、カメンコのご飯を作って前庭に持っていったら、ヤシの木の根元でミゾッチが穴を掘っていた!

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 なんてわかりやすいところに、わかりやすい時間に生んでくれるんだー!
 途中で近所の男の子(4歳くらい?)が子守りの女の子と一緒にやってきて、「ぼく入りたーい!」と叫ぶので、庭に入れてやってからミゾッチのことを思い出し、そこ産卵してるから気を付けて!(=あまり近づかないで)って(意味で)言った(つもりだった)んだが、へえーーーー、と至近距離まで行って覗きこむ子守りの女の子。しかしミゾッチの産卵衝動は強かったようで、見られているあいだは作業中止していたけど、そのあとそのままそこで生んでくれた。


 そして、過去に産卵シーンを撮ったことはあったけど、隅のほうの薄暗いところだったから、今回はばっちり。と思ったら、カメラのバッテリーが死にかけたw でもまあ何とか撮れたかな。

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 一個目は毎度時間がかかる。


(音楽鳴ります)

 一個目産卵の瞬間と、二個目はスムーズに、そしてそのあとの謎の儀式。って言ってもたぶん、砂をかけるか、卵を具合よく落ち着かせようとしてるんだろうとは思うけど、ゆっくりな動きもあいまって、水晶玉に指をひらひらさせる占い師みたいに見えるw

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 生み終えたあと、気が済むまで後始末をやらせたら、意外ときれいに砂をかけて埋め戻してしまった。とはいえ、うっすら砂がかかってる程度だから、上から踏んだら卵が割れそうだし、落ち葉(年がら年中落ちる)を掃除すれば見えそうな程度。でももしかしたら(一応こないだ庭中をチェックしたけど、卵が覗いてる前提で探したので)これは2クラッチ目で、すでにどこかに生んでるかもしれないなあ。
 水タンクの裏ならカメンコは入れないから大丈夫だけど、こんなところでは人間も間違って踏みそうだし、カメンコにもやられる可能性あるので、掘り出し孵卵ケースに。

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 重さはそれぞれ24gと22g、長径51mmと52mm。これまでの卵で特大だった去年の4クラッチ目の一個は57mm29gだったけど、それ以外の卵は、サイズはだいたい50mmちょっと、ただし重さは15〜19gだったので、今年のはわずかに重い。
 さて、今年は何匹生まれますか……。