ミゾヤマガメの卵の発生過程
今年、ミゾッチが庭の好きなところに卵を産み散らしたので、発見が遅れて、いつ生んだのか、いつごろ孵化するのか見当が付けがたいものがあった。それで、今後のために記録を残しておこうかと。
最後の卵、昨日孵化したミゾジュウクの卵は、見つけた10日、ぽちっと点状の白濁が始まったばかりだったので、9日に産卵したものと推定。思いついたのが12日だったので、最初の劇的な変化は写真撮ってなかったんだけど、そのあと3日ごとに写真を撮ってみた。
半分くらい白濁してから、しばらくストップするなというのは前から思っていた。それがどのくらい続くのか、そこからどうなるのか。記録例が一個では心もとないけど、ないよりはマシ。
というわけで。
- 産卵から1日目(翌日)
ここから、点が広がっていって、帯状に卵をぐるりと回って裏で合流。そして、卵のとがった片方へと白濁が広がっていく。
- 産卵から3日目
すでに、片端に到達。
- 6日目
- 9日目
- 12日目
ここら、ほとんど変わらず。
- 15日目
- 18日目
- 21日目
- 24日目
ほとんど変わらないが、よく見比べると、かすかに白濁部分の境界線が下りてきている。
- 27日目
- 30日目
- 33日目
写真の撮り方が適当なので、光の加減や色合いがまちまちで比較しにくいけど、白濁してない下半分が、透明感を失って黒ずんできている。そして、そのままでもその部分に血管ができているのが目視できる。
- 36日目
向かって左の白濁部分の境界線があいまいになってきた。
- 39日目
左の白濁部分が下りてきている。
- 42日目
左の下半分がほぼ白濁。
- 45日目
- 48日目
ほぼ完全に白濁。
- 51日目
- 54日目
もういいかなと思いながら、顔部分に丸く気泡が入ったような黒ずんだ色が出ることがあるので、一応写真撮り続けていた。が、この卵の場合には、孵化まで変化なし。
- 62日目、孵化
というわけで、最初の3日で約半分弱が白濁。1か月までは、ほぼそのまま半分が白濁。それからじわじわと広がっていき、6週間を過ぎるころほぼ完全に白濁。8週間で孵化。という流れ。
来年はミゾッチの卵、どれくらい有精卵かわからないけど、この記事が役に立つか、立たないか……w