南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

アノールの卵で実験します

 うーん、このブログ、書いてもどうせ半年後には……と思いながらも、やっぱり書きたいことが出てきてしまう……。

 今日、庭のサボテンが一個ダメになりかけているのを発見して、子株だけレスキューしようと鉢を取り置き、それからカメラを取りに家に入って戻ってくると……。

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 カメンコが、これご飯? と寄ってきてたw 違う違う、あんたのご飯はこっちにあるでしょ。周りの雑草は食べてもいいけど、サボテン食べるとお口が痛いよ。

 で、サボテンをばらして、残った親株の枯れた部分を捨てようとゴミ箱にゴンゴン、でもけっこう根が張っててなかなか落ちないので、揺らして緩めたら鉢の上半分くらいの土が根っこと一緒に落ちた。残った土を庭の隅に出したら、そこにアノールの卵発見。
 え、こんな深く埋まってたの? と疑問に思いつつ、拾い上げる。つぶれてはいないな。

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 で、前に抱いた疑問を思い出した。アノールの卵、何度も庭で発見して、その都度ケースに入れて保護していたらほぼ100%無事に孵化した。爬虫類の卵は発生が始まってから上下を動かすと死んでしまう、というのが一般に言われているけど、キシノウエトカゲなんかはお母さんが卵を守っていて、その際いくらでも転がしているという記述を発見したことがあった。それで、アノールもそうなんじゃないの?と思ってた。

 しばらくぶりのアノールの卵、よし、チャンスだ! ケースに入れて(これまでは水に沈めて上下を見定めるということを一応やってたけど、それをやらずに)、転卵してみよう!

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 印をつけます。今日は鉢から土と一緒に転がり出た、そのままで適当に置いて、印も適当。写真、拡大してみると、うっすら血管も見えてる。
 ついでに、アノールの卵はクジャクガメやイグアナと同じ柔らかタイプで、発生が進むにつれてサイズも変わるらしいので、

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 そこもわかるように。


 見つけてから孵化まで、1日(いや、見つけて横に置いてたらそのまま孵化したこともあったな)から最大30日かかってたから、これもどのくらいかかるかわからないけど、3日ごとにチェックと転卵、してみます。それでも孵化したら、アノールの卵は上下ひっくり返しても大丈夫、という誰得な事実が確定するわけで。転卵はめんどいから、一回か二回でいいと思うけど。