南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

見返り美人?なイグコ、イグアナの受精

 最近のイグコの行動パターンは、アダプタでお腹をあっため、たまに机のほうに出てきて私の腕に乗ろうかな……と考えてやっぱりやめw、床に下りてカメンコのご飯やら自分のご飯やらを食べ散らかし、トイレをして、ぐるっと机を廻って私の膝に飛び乗り、机に戻ってアダプタ、もしくはそのまま本棚のてっぺんへ。
 なんだけど、今日はイグコがご飯とトイレに下りてきたときワンコが遊んでモードだったので、私はそのまま席を外した。戻ってくると、イグコは、

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 やっぱり椅子かー。というか、机じゃなくて背もたれのほうに行っちゃってんのかいw 見返り美人
 そこへワンコがやってきて、

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 イグコちょっとあわあわ。猫たちはほとんど平気なんだけど、ワンコはさすがにこの大きさが怖いらしい。まあでも尻尾をちょっと振り上げる程度で、ワンコもすぐに引くから、喧嘩にはならないんだけどねー。

イグアナの排卵と受精について

 ところでちょっと不思議だったんだけど、メスのイグアナって卵が発達して大きくなってから交尾・受精するの?ってところ。で、検索してみたら、ヘビについて詳しいサイトに記述があった。たぶんイグアナも同じだと思うので引用。

 快適な環境にある健康なヘビが、環境の変化が引き金となって繁殖活動を開始する。この気温の低い期間中に、ヘビは数ヶ月にわたって何度も交尾をおこなう。さらに、メスの場合は、求愛相手であるオスのテクニックも誘発因子となる。こうした要因が引き金となって、未発達の未受精卵である卵細胞の成長が始まる。メスは交尾すると、オスの精子を体内に保存しておいて、卵子が成熟してから受精させることができる。時間が経つにつれて、卵細胞はクルミほどの大きさに成長する。卵細胞が成長するにつれ、黄体形成ホルモンも増加し、両者は正比例の関係にある。こうして成長した卵細胞は、保存していた精子で受精可能な状態となる排卵時に、成熟した卵子が卵管に放出され、そこで精子と結合して受精する


 この結合がおこなわれると、メスのヘビは「妊娠 (gravid)」したことになる。メスヘビは今や受精した成長途上の卵を身ごもっているのだ。爬虫類繁殖の世界では、排卵のプロセスは「しこり (the lump)」と呼ばれている。排卵したメスヘビの外見は、まるで最近大きな餌を食べたように、胴体の中程にはっきりとわかるふくらみがあり、とても硬い手触りをしている。この極端な状態は、一日か最大でも二日しか続かないだろう。これは繁殖プロセスのなかでも一番重要な出来事である。なぜなら、これが無ければ、ボアもパイソンも子孫ができないからである。排卵がおきた後、卵は成長を続け、やがては殻の石灰化が始まる


 この時期には、メスの健康状態が極めて重要となる。卵は、メスの体から蓄えられた脂肪を、骨からカルシウムを奪い取る。もしメスの健康状態が良くなかったら、メスも卵もこの状況を乗り切れないだろう。それが自然の掟というものである。

 ということらしい。卵(卵細胞)がクルミ大のサイズになってから受精するんだねー。この記述はボールパイソンについてのものだから、ボールパイソンの卵ってどのくらいなのか知らないけど、イグアナの場合はもっと小さくて受精可能になるのかもしれない。そして、石灰化が始まるとされる時期に、無精卵であれば体内で吸収されるという選択肢もあるのかな。イグコの場合は産んじゃったけど。
 ヘビでは「しこり」と言われているプロセスは、イグアナにあるのかどうか……。どっちにしてもお腹ぷっくりしてるとわからないかもねー。ヘビだとわかりやすいんだろうけど。
 とりあえず、イグコのお腹は今、まだ未発達の卵細胞が育ちつつあるところあたりか……? でもイグリンコがさっぱりその気になってないみたいだし、このところイグコはずっと家のなかで、イグリンコと接触ないしなー。ま、なるようにしかならないから、成り行きに任せますか。