シェービングブラシツリー
メリダのマヤ博物館の前に何本か植わってた木。カルメンでも白い花のを見たことあるけど、車のなかからで、人んちの庭に生えてるのだから写真撮れなかったりしたやつ。博物館前のはまだ背が低いこともあって、思いっきり写真撮りまくってきた。
この日はどんより曇りで残念、青空だったらもっと映えただろうに。
これがつぼみ。変だよー、ドングリかと思う形状なのに、つぼみってw
で、これが割れて、
もしゃもしゃ〜っと雄しべが出てきて、
ドピンクの雄しべがめっちゃ目立って、
花びらはヘロヘロでどうでもいい感じで、雄しべしかないのかッ!?みたいな花になる。
わりとぶんぶんハチとかいっぱい来てた。
そして、すっこーんと花が落ちたあとはこんな、雌しべだけが残る。
雌しべだけになったお椀のなかはどうなってるのかと、手でグイッと掴んで内部を撮影。
でも普通に子房があるだけだった。まだ種ができてるのはなかったみたい。残念。
帰ってから調べたら、和名はないみたいだけど、英名シェービングブラシツリーというらしく、学名はPseudobombax ellipticum、アオイ科で、この辺原産だそうな。種は綿みたいなものに包まれている写真がネットにあった。幹も、育つと緑色の部分がパキパキと割れて面白い模様になるみたいで、うーん、これは育ててみたいかも……。鉢植えで盆栽に仕立ててるのもあったしw コーデックス(塊根)植物なのか、キッコウリュウみたいな感じになってるのもあった。いつか、手に入るといいなあ。できれば庭に、どーんと植えてみたい。