イグコをなでなで
イグコ、もうすぐ半年になるというのに、手乗り作戦は途中放棄されたまま、まあ掌からご飯は食べるし、指先で差し出してやっても食べる。けど、籠のなかを掃除とかしてて何かの拍子に(それがどういうきっかけかは今いちよくわからないんだが)びくっとさせてしまったり。
なんか、なかなか懐いてくれないなあ、と大した努力もしないくせに、思ってた私。
それでも、庭に出してて、もう部屋に戻る? と顔を寄せると、枝の上ですすす、と寄ってきて私の顔を間近に覗き込んだりするし、表情も最近はずいぶん穏やかというか、馴染んできたよなあ、とは思う。
しかし仔犬が来たらどうなるんだろう(まだ決まってないけど、いろいろ話はある)、ってこともあって、昨晩、チャヤの葉っぱを指先から与えながら、食べてるあいだに肩のあたりに触ってみた。これは前にも何度かやってたけど、気付くとビクッとされることもあって、たまにしかやってなかったんだよね。
昨晩はものすごく注意して、嫌がられる寸前で、寸止め、次の餌を、はいどうぞ、というのを繰り返して、なでる時間を少しずつ延ばし、意外と簡単に、食べ終わったあとも撫でていても(つまり撫でられていることにイグコが神経を集中しても)嫌がられない感じに。
よっし、これはいいぞ、これを毎日繰り返すのだ!
で、今朝も餌をやりながら撫で撫で。なんか、昨晩よりもっと平気だねえ。かなり長時間撫でても平気だし。てか……目ぇつぶるし!!
いろいろやってみると、首筋のいぼいぼトゲがある辺りを撫でると、目を閉じる。口角のあたりも触ってみると目を閉じるけど、これは目にかなり近いから反射かもしれない。首筋は、どうなのかなあ。あと、背中のトゲ沿いに撫でても同じく目を閉じてじっとしている。
動画を撮ってみた。
左手でカメラを支えながらなので、うまくないけど。ラストの表情が、あれ? もうおしまい? って見えるのは飼い主の欲目か!?w
こんなに簡単ならもっと早くからやっていればよかったと後悔したけど、これも半年の積み重ねがあればこそ、かもしれない、と思っておこう。これからどんどん仲良くなれるといいな。